

先月聴いたアルバム、シングル、ミックスから重要作品を紹介。
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01
ベスト・アルバム
2017年5月

Nummer
Second Sight
Going Good
ダンスフロアでの機能性と独特のエクスペリメンタリズムを調和した、洒落たハウスミュージック。

Clark
Death Peak
Warp Records
Warpを代表するプロデューサーの最新作は、実にユーフォリックだ。

Pharmakon
Contact
Sacred Bones Records
Margaret Chardietによる極度にパーソナルなノイズミュージックのサードアルバムは、彼女の作品の中でも最も戦慄的な仕上がりとなった。

Gas
Narkopop
Kompakt
Gasによる17年振りの新作は、相変わらず雄大で心につきまとうような内容。

Forest Swords
Compassion
Ninja Tune
Matthew Barnesの魅惑的なアコースティックとエレクトリックのハイブリッドが、この素晴らしいニューアルバムで更に昇華された。

Jan Jelinek
Loop-Finding-Jazz-Records
Faitiche
ミニマルのクラシックが2017年に蘇った。ユニークで心地よくハマれる魅力は、今もなお失われていない。

Jan Schulte
Tropical Drums Of Deutschland
Music For Dreams Denmark
Salon Des Amateursのレジデントが、ドラムの音と風変わりなパーソナリティーをたっぷり詰め込んだ、奇妙なジャーマンミュージック・コンピレーションを完成させた。

Perc
Bitter Music
Perc Trax
この荒涼とした現代にピッタリの、荒涼とした強烈なテクノ。

Jlin
Black Origami
Planet Mu
今回のアルバムで、Jlinはよりダークで、よりパワフルで、よりエクスペリメンタルに音楽を打ち出した。

Overlook
Smoke Signals
UVB-76
ディープでアトモスフェリックな雰囲気に包まれた、健全で精密なドラムンベース。

Chino Amobi
Paradiso
UNO
エクスペリメンタル・クラブシーンにおいて最も先見性のあるアーティストの1人による、難解で示唆に富んだアルバム。

Ricardo Villalobos
Empirical House
[a:rpia:r]
Villalobosのみが実現可能な、没入型のトリッピーなハウスミュージック4曲。

DeepChord Presents Echospace
Live In Detroit [Ghost In The Sound]
echospace [detroit]
ダブテクノにおけるベストアクトの1人による、卓越したライブセット。
02
ベスト・シングル
2017年5月

Mina
Sentah
Enchufada
UKから放たれる、世界的な展望を持ったファンキーなブロークンビート。

Galaxian
Blowback
Foul-Up
いろんなハンマーで殴られたような、独創的なエレクトロ。

PTU
A Broken Clock Is Right Twice A Day
Trip
Nina Kraviz主宰のレーベルがロシア人デュオによる無秩序なビート作品をリリース。風変わりさは健全だ。

Proc Fiskal
The Highland Mob
Hyperdub
Hyperdubに新加入したアーティストが、グラスゴーで盛り上がりを見せるグライムシーンを見せつける。

Organ Tapes
Words Fall To Ground
Creamcake
Bala Clubのプロデューサーが、 複雑ながらも親しみやすいR&BのEPを発表。

SBC
LACK012
LACKRec.
DI-X名義でも知られるプロデューサーによる、年代物のジャッキン・テクノ。

Yaeji
Yaeji
Godmode
ニューヨークで最もエキサイティングなニューカマーによる、ドリーミーなヒップハウス。

Vatican Shadow
Rubbish Of The Floodwaters
Ostgut Ton
PrurientによるテクノプロジェクトがOstgut Tonに初登場。同名義の中でも最もパワフルな作品となった。

Photek
T'Raenon
ART Records
Photek最盛期のマスターピース。彼が初めてテクノを取り入れた作品でもある。

Kara-Lis Coverdale
Grafts
Boomkat Editions
Kara-Lis Coverdaleがミニマリズムを表現した結果、素晴らしい作品が完成した。

The Vision
Spectral Nomad
Metroplex
Robert Hoodの初期ミニマルテクノ全盛期にリリースされた重要盤。

Ena
Divided: Body
Horo
日本のマイスターによるダークで実験的なエレクトロニクス。

Peder & Hodge
All My Love
Peder Mannerfelt
2人のレフトフィールド・プロデューサーがタッグを組み、強烈なテクノのEPを完成させた。

Wilted Woman
Diary Of A Woman
She Rocks!
ミュジーク・コンクレート、ノイズ、その他アブストラクトなサウンドを取り入れた、変幻自在のテクノ。
03
ベスト・ミックス
2017年5月
- DJ Persuasion
Tech Step mix for Berceuse Heroique
1時間に及ぶ、クラシックでバンギンなドラムンベース。
- Gonno
Dekmantel Podcast 122
穏やかながらもGonnoらしいアップリフティングなグルーヴを織り交ぜた、3時間のライブレコーディング。
- Melina Serser
Intrinsic
モンテビデオのセレクターによるドリーミーなダウンテンポ。
- Beatrice Dillon
Mix N°21
内省的かつ魅惑的な、奇妙なトラックのセレクション。
- Truly Madly
Spaced 06
オールドスクールなロンドンのディガーによる、スペーシーなダンスミュージック。
- Dark Entries
Fact Mix 601
Dark Entriesが、ハウスからディスコ、ポスト・パンクまでレーベル未発表曲のみで構成した1時間のミックスを披露。
- LNS
Trushmix 104
バンクーバーのDJが、今や彼女の代名詞となった'90年代初頭のIDM、デトロイトテクノ、スムースなエレクトロのブレンドを披露。
- Silent Season
Forest Of the Dancing Spirits III
ブリティッシュ・コロンビアの森での散歩にインスパイアされた、超ディープでアンビエントなテクノ。
- James Creed
GHOSTCAST002
オール・ヴァイナルのオースドスクール・ハウス。
- Pjenné
Inner Varnika '17
メルボルン拠点のPjennéが4月に開催されたフェスティバルInner Varnikaで披露した、心地よいセットのライブレコーディング。
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