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  • RA Poll

RA Poll: Top 40 live acts of 2016

  • 2016年、最も多くの心を掴んだライブアクトたち。

    エレクトロニック・ミュージックのライブには常にリスクが伴う。DJは手元に無限と言える音楽の選択肢を揃えており、どんな時でもオーディエンスの欲求に応えることができるが、ライブは限られた音の中から行うことになるため、どんなに機転が利く人であっても、トラブルがあったときにできることは限られてくる。そして、ソフトやハードの進化をもってしても、いざという時に誤作動してしまう可能性が常にあるのがテクノロジーである。ラップトップとコントローラーのみで挑む人もいれば、機材リスト3ページにも及ぶ量の高級機材を用いて行う人もいるが、どちらにせよ、ライブはDJをするよりも大変な行為であることは間違いない。そういった現実に直面しながらも、以下のアーティストたちがライブを続けるのはなぜなのか? それは、全てが上手くいったとき、ライブセットにはリアルタイムで化学反応が起きているのを目の当たりにするような、なんともいえない直接性があるからだ。そしてよく言われるとおり、大きなリスクをとるほど、大きな成果が得られるのである。






      • 40.
      • Woo York
      • Woo York
      • Next: Sat, 02 Mar 2019
        Hurricane with Woo York Live, Erly Tepsh..
      • 39.
      • Autechre
      • Autechre
      • 38.
      • Harvey Sutherland
      • Harvey Sutherland
      • Next: Wed, 13 Mar 2019
        Khruangbin – Nice To Meet You Tour – Mel..
      • 37.
      • Rrose
      • Rrose
      • Next: Fri, 01 Mar 2019
        Rrose - Mike Parker - Orbital Mechanics
      • 36.
      • Voiski
      • Voiski
      • Next: Sat, 23 Feb 2019
        Prōcess
      • 35.
      • Red Axes
      • Red Axes
      • Next: Fri, 22 Feb 2019
        Nitsa: Red Axes // Astin: Club Marabú
      • 34.
      • SNTS
      • SNTS
      • Next: Sat, 02 Mar 2019
        Samedimanche
      • 33.
      • Mandar
      • Mandar
      • 32.
      • Rodriguez Jr.
      • Rodriguez Jr.
      • Next: Sat, 23 Feb 2019
        Mdrnty Zurich - Urban Nature Tour
      • 31.
      • Kiasmos
      • Kiasmos
      • Next: Fri, 22 Feb 2019
        Kiasmos DJ Set
    • Autechre
      5部構成、4時間強の長編作『elseq』を発表するだけでは満足しなかったのか、今年Autechreは圧巻のコンサートを披露し、新しい伝説を作った。真っ暗闇のなか、観客は激しく脈打つ、変幻自在のサウンドに魅了され、現代のエレクトロニック・ミュージックの多くの源泉となっている、Autechreの唯一無二の音の洪水を全身で浴びた。
    • Red Axes
      バンドなのか、それともエレクトロニック・ライブアクトなのか? 今年、Red Axesはとても難しいとされているそのふたつの領域の丁度良い中間点を見つけ、ミュージシャンらしい表現力でサイケデリックなハウス・グルーヴを届けた。
      • 30.
      • Larry Heard
      • Larry Heard
      • Next: Sat, 20 Apr 2019
        DGTL Amsterdam 2019
      • 29.
      • Soichi Terada
      • Soichi Terada
      • Next: Thu, 09 May 2019
        Japan Connection Festival 2019
      • 28.
      • Ion Ludwig
      • Ion Ludwig
      • Next: Sun, 03 Mar 2019
        Unset
      • 27.
      • Guti
      • Guti
      • Next: Sat, 23 Feb 2019
        Mdrnty Zurich - Urban Nature Tour
      • 26.
      • Bob Moses
      • Bob Moses
      • Next: Sat, 23 Feb 2019
        Journey.Fest: Octavian, Health, Slowthai..
      • 25.
      • Matador
      • Matador
      • Next: Fri, 22 Feb 2019
        Motorola presents Matador
      • 24.
      • Dubfire
      • Dubfire
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        Ultra Australia 2019
      • 23.
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      • Ansome
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        Farout 01 x South London Analogue Materi..
      • 22.
      • Jeff Mills
      • Jeff Mills
      • Next: Thu, 21 Feb 2019
        Tony Allen & Jeff Mills
      • 21.
      • Premiesku
      • Premiesku
      • Next: Fri, 08 Mar 2019
        Hi Fi Fi 02
    • Larry Heard
      たった6つのギグでこのリストにランクインできるアーティストは少ない。しかしまた、Larry Heardのようなアーティストはそもそも少ないのだ。アメリカを代表するスターである彼は今年20年ぶりにライブを行い、素晴らしいハウス・トラックスを次々とプレイして、彼を生で見ることができた運の良いファンたちを歓喜で満たした。
    • Soichi Terada
      去年リリースされた素晴らしい作品集が今も話題になっている寺田創一は、今やクラブやフェス・シーンの人気者。オーディエンスの熱愛を浴びながら”Do It Again”や”Low Tension”といったヒット曲をかけていく彼のライブは、その派手なシャツと茶目っ気たっぷりのモミアゲ同様に、遊び心に溢れていた。
    • 20.
      Mr. G
      まずはこの写真を見て欲しい。パンパンのナイトクラブで、腕を広げ、宙に飛び上がりながらプレイしているMr. Gは、とても50代の男性とは思えないエネルギーの持ち主。UKのベテランである彼は、未だにティーンエイジャーのように音楽と向き合っており、ロンドンのウエストエンドへと毎週ディグに行っては音楽センスを磨いている。ライブは今でもMPCのみで行い、ラムのボトルを片手に、パンチの効いたテック・ハウスを流して観衆の魂を揺さぶる。以前、インタビューで言っていたとおり、彼は「52歳だがまだまだ現役だし、まだまだ若い奴らに負けねぇ」
      Mr. G
      Next: Fri, 01 Mar 2019
      Технобал
    • 19.
      Surgeon
      Surgeonは今年DJをしておらず、彼のパフォーマンスは全て即興のライブセットであった。彼はモジュラー・シンセを用いて、破壊力抜群のテクノを構築した。Buchla Music Easelを用いて音の色調を探求し、さらにLady Starlight、Blawan、Denial Beanらとステージ上でコラボレーションをした。そして嬉しいことに、今後RegisとのBritish Murder Boysが蘇生されるというニュースの発表もあった。彼のライブの内容は毎回違ったものになったが、ひとつだけ共通したのは、品、そして熟考され尽くした丁寧さ。それは、このテクノ・レジェンドの名前があるもの全てに共通することである。
      Surgeon
      Next: Fri, 08 Mar 2019
      House OF GOD 26th Birthday
    • 18.
      Voices From The Lake
      今回ランクインしたアーティストの中で、Voices From The Lakeよりもライブの回数が少なかったのはLarry Heardのみである。そういったことからも、Donato DozzyとNeelのライブは貴重なものであることがわかる。彼らの濃密で、炎が揺らめくようなテクノ・サウンドは、Labyrinth Festivalのような森林環境がとてつもなく似合う(同フェスこそ彼らの居場所であると言える)ことは変わりないが、今や場所に応じてアンビエントに傾倒したパフォーマンスであったり、狂乱の渦へと観客を誘うセットであったりと、バランス良く行う技をマスターしている。
      Voices From The Lake
    • 17.
      Agents Of Time
      このリストにランクインしたアーティストたちと比較すると、Agents Of Timeはオールドスクールなフレイバーを持ち合わせているところが特徴的。Stephan Bodzin、Reconditeや meといった大物たちと似たトランス・ライクな音作りをする彼らだが、Agents Of Timeのスペーシーなメロディーの下層には、90年代を彷彿させる激しいドラムやベースラインが息づいており、このファンク感こそが、彼らが今回初めてトップ20に食い込んだ要因なのである。
      Agents Of Time
      Next: Sat, 23 Feb 2019
      Hangar - No. 3 - Electronic Music Experi..
    • 16.
      Nicolas Jaar
      高い評価を集めたアルバム『Sirens』の楽曲をもとにしたNicolas Jaarの今年のライブは、半分コンサート、半分ダンスパーティーであった。自身の声と、いくつかのシンセを活用した彼のショウは、いつレイヴ化してもおかしくない程の興奮を伴った。彼はこのリストに登場するのが今回で連続5回目であり、うち3回はトップの座を獲得している。2014年と2015年はバンドでのライブやDave HarringtonとのDARKSIDE名義のライブを行っていた彼だが、今年はソロアクトとしてステージに立ち、これまでにない魅力をアーティストとして放っていた。
      Nicolas Jaar
    • 15.
      Mathew Jonson
      Mathew Jonsonがシンセサイザーで遊び始めたとき、彼は9歳であった。それから30年経った今でも、彼は変わらず少年のような心でシンセで遊んでいる。彼は機材ハンティングのためにeBayで何時間も費やしてしまうような人であり、RA Sessionsに出演してくれた際には、ただ場を盛り上げるためだけに楽しいオモチャをたくさん持ってきてくれた。あるときはベルリンが誇る最高峰のスタジオでアンビエント・トラックを作り、またあるときは豊潤でサイケデリックなクラブ・ミュージックで世界中のダンスフロアの心を奪っているJonsonは、音楽にとても真摯に向き合っている人でもある。
      Mathew Jonson
      Next: Sat, 23 Feb 2019
      Hangar - No. 3 - Electronic Music Experi..
    • 14.
      Henrik Schwarz
      2016年10月7日、Henrik Schwarzは板橋文夫とKuniyukiと共に、東京で開催されたMontreux Jazz Festival Japanにてライブを行った。Henrik Schwarzが板橋文夫と初めて会ったのは、ライブの数時間前のリハであった。その4日前、Schwarzは全く異なるライブをやっていた。そのときはソロで、AmnesiaのCocoonパーティーのクローズを担当しており、イビサ・クラバーたちを相手にしていた。こういった振り幅の大きさを考えると、このドイツ人アーティストの名前が過去9年間ランクインしてきたのも納得がいく。
      Henrik Schwarz
      Next: Sat, 23 Feb 2019
      Henrik Schwarz Live, Bugsy & DJLMP - Tak..
    • 13.
      Paranoid London
      Gerardo DelgadoとQuinn Whalleyは、ホームパーティーに突然現れたパンクスの2人組のように、無礼で、無精なアチチュードで、中指を立てながらダンスミュージック界に土足で上がり込んだ。ダーティーなアシッド・リフと、Alan VegaとIggy Popを足して二で割ったかのような歪んだリリックを次々に繰り出す彼らは、ユニークで、かつ勇敢なまでにキャッチーなハウス・ミュージックをプレイする。どこまでもイケてる彼らのライブは、他のライブアクトをダサく見せてしまうほど。
      Paranoid London
      Next: Sat, 23 Feb 2019
      Canal Mills presents: Denis Sulta
    • 12.
      Sebastian Mullaert
      Sebastian Mullaertが自身の前に並べたキーボードやコントローラーでいったい何をやっているのか想像がつかなかったとしても、彼が自身の音楽に深く入り込む人であることは伝わってくるはずだ。パフォーマンス中、彼の空いた手が無意識に漂い、頭に置かれる瞬間などがあるが、それは彼がトランス状態に入っていることを示しており、彼の音楽がいかに人を引き込む強い力を持っているかがわかる。12位という驚くべき位置でこのリストに初登場したことは、彼の音楽の魔法にかかってしまう人が増えていることを意味しているのだろう。
      Sebastian Mullaert
      Next: Sat, 30 Mar 2019
      Sebastian Mullaert Live at Akvárium Klub..
    • 11.
      Karenn
      友人との旅行は絆の深さを試す究極の試練だと言われる。それをふまえて、重たい機材を持ち運び、ともにナイトクラブで夜な夜なライブをやっているふたりのことを考えて欲しい。普通のデュオであれば関係性に亀裂が走ってもおかしくはないが、BlawanとPariahの場合、時が経つに連れどんどんと同調している。特に調子の良い夜は、力強いキックと魅惑的なシンセが活き活きとぶつかり合い、彼らの呼吸がピッタリと合い、ライブ中に目配せなどする必要がないほどの絶妙のコンビネーションを魅せる。
      Karenn
      Next: Sat, 23 Mar 2019
      Karenn / Sandrien / Parrish Smith / Tamm..
    • 10.
      Vril
      VrilのBoiler Roomを見ているところを両親に見られたら、カルト宗教にでも属したのかと誤解されてしまうかもしれない。ドイツ出身の彼のセットは、仮面をかぶって「DYSTOPIAN IS WATCHING YOU」と書かれた黒のTシャツをきたクラバーたちにかこまれて暗闇の中で繰り広げられ、その様子が巧妙に多角度から撮影されていた。そしてサウンドトラックは、深遠で容赦のないテクノ。Vrilはこういった環境で輝くアーティストであり、今年、こういった場で更なる人気を博した。理由? それは、彼のアーティストとしてのアイデンティティにある。異世界から届いているかのようなサウンド、そして神秘性を纏った存在感。それは、テクノのエッセンスそのものなのである。
      Vril
      Next: Sat, 23 Feb 2019
      Prōcess
    • 9.
      Floating Points
      ブロークンビート、ダウンテンポ、コンテンポラリー・ジャズ、レフトフィールド、クラウトロック、サイケデリック・ロック…Floating Pointsの2016年のシングル「Kuiper」のDiscogs ページに書いてあるジャンル名は少々大袈裟だが、彼の音楽がどれほど幅広いのか十分に伝わってくるだろう。去年、Sam Shepherdは多様な音楽性が共存したアルバム『Elaenia』(RAの2015年第1位のアルバム)を発表し、16人ものミュージシャンを引き連れたライブで多くの人々に感動を与えた。今年、彼はバンドを連れて世界各地を忙しなく廻り、これまで自身が吸収してきた膨大な音楽を、色鮮やかで一貫したひとつのショウにまとめ上げることが可能であることを証明した。
      Floating Points
      Next: Sun, 24 Feb 2019
      Marcus Intalex Music Foundation WK:END//..
    • 8.
      David August
      心を動かすシンセ音を兼ね備えた推進的なハウスが、David Augustのシグニチャー・サウンドと言えるかもしれない。しかし派手な音像に惑わされずよく見てみると、彼は細かいニュアンスを大事にしながら、スケールの大きいアイディアを表現するミュージシャンであることがわかる。彼は2017年の前半にドイツの録音技師の資格Tonmeisterを取得する予定であるが、環境音の散りばめ方や協和音の滑らかな重ね方などに、すでに彼の技術の高さが現れている。轟くような低音が彼の作品の特徴であることは変わりないが、Augustの音楽はもはやダンスミュージックという枠組みにとらわれずに拡大を続けている。
      David August
      Next: Thu, 21 Feb 2019
      David August
    • 7.
      Octave One
      Burden兄弟は自身のライブ用の機材一式を「The Mothership」と呼んでいるが、それもそのはず。奇妙なボタンやライトを装備した彼らのマシンは、デトロイトの先輩George Clintonの宇宙船のごとく、地球人にピュアなファンクのメッセージを伝えるために存在するのだ。ふたりはアンダーグラウンド・クラブから大規模フェスまで様々なステージに立つが、彼らのクラシックなデトロイト・テクノ・サウンドはヘッズにもカジュアル・ファンにも幅広く受け入れられる。
      Octave One
      Next: Sat, 23 Feb 2019
      Mind Club Genius with Octave One - Ruben..
    • 6.
      Moderat
      Moderatほど勢いのあるグループは他にいるだろうか? Gernot Bronsert、Sebastian Szary、Sascha Ringは劇場やフェスのテントを埋め尽くすために生まれてきたかのようだ。彼らの心のこもったエレクトロ・ポップは生で味わうのがベストであり、ライブでは以前からコラボレーションを重ねてきた盟友Pfadfindereiのビジュアルが視覚的にも刺激する。今年、彼らは"Rusty Nails”、”Bad Kingdom”といった人気曲に加え、新作のサード・アルバムの楽曲を披露し、これまでにないレベルに達していた。
      Moderat
    • 5.
      Fatima Yamaha
      2015年は"What's A Girl To Do”が大ヒットした年であったが、2016年はそんな彼の他の一面を披露する絶好のチャンスとなった。Bas Bronはリイシューされた前述のアンセム(去年RAで1位のトラック)と、その後に続いたアルバム『Imaginary Lines』をバネにヨーロッパ・ツアーを敢行した。巨大なステージ(Glastonbury)から小箱(Sub Club)まで様々な場所に出演した彼は、目を閉じて物思いにふけたくなるようなトラックと、ダンスフロアを多幸感で包むようなトラックの両方を手がける二面性をしっかりと提示し、オーディエンスを魅了した。
      Fatima Yamaha
    • 4.
      Âme
      それまで何年もDJとして活躍してきたFrank Wiedemannは、数年前にDJを辞め、アーティスト活動に専念した。今彼のライブを見ると、その決断は正しかったことがわかる。彼のダンスミュージックのルーツは深いが、Wiedemannは間違いなくミュージシャンの心を持っており、壮大なストリングスやグランドピアノの音色、コズミックなアルペジオなどを使って自分を表現することに長けている。ドラマ性や心情表現に富んだ彼のライブは、クラブ・ミュージックばかりがしきりにかかるナイトクラブにおいて、素晴らしい効果を発揮する。彼がステージに立つと、夜が突然色彩豊かになるのだ。
      Âme
      Next: Fri, 22 Feb 2019
      Isolate with Âme
    • 3.
      Stephan Bodzin
      たいていのハウスやテクノのアーティストはグルーヴで観衆を操るが、Stephan Bodzinはメロディーを使う。彼のライブはトランシー、メランコリックで多幸感に溢れ、繊細さとパワフルなメロディーの両方で客を翻弄する。ベテラン・プロデューサーである彼は、MoogとAbletonを巧みに操作してダンスフロアを虜にする術を熟知しており、例えフェスであっても、地下のクラブであっても、イビサのスーパークラブであっても、全てのライブでオーディエンスを手玉に取っていた。
      Stephan Bodzin
      Next: Fri, 22 Feb 2019
      Norman Methner, Per Hammar, dPOP, Bäcksv..
    • 2.
      Recondite
      改めてダンスミュージックにおけるReconditeの立ち位置を考えると、感心せざるをえない。彼は繊細でニュアンスに富み、穏やかとも言える音楽を作る人物だ。彼のライブには何ひとつ派手な要素はなく、Ableton中心のシンプルなセットアップで冷静に繰り広げる。SNSでもあまり目立とうとはせず、 実際に話をしても、思慮深く落ち着いた印象を受ける。つまり、彼は自分から表に出ていくタイプではなく、人が自分のところに来るのを待つタイプなのだ。そして、毎回トップ・ライブアクトの2位を獲得していることを考えると、多くの人々が喜んで彼のところに行っているようだ。
      Recondite
      Next: Fri, 22 Feb 2019
      Recondite Live, Worgull, Melchior, Nidam..
    KiNK
    • 1.
      KiNK
      Next: Sat, 30 Mar 2019
      Klockworks present Photon
      「Ableton Live時代である現在、“ライブアクト“というのはたいてい、“Liveアクト”を意味する」と、ライターのPhilip Sherburneが以前毒づいていた。ラップトップのみのパフォーマンスでも素晴らしいライブは行われているが、実際、目の前でアーティストが音楽を生成しているのを目撃することには、また違った興奮がある。エレクトロニック・ミュージックでは、他ジャンルと比較すると、そういった興奮を覚える機会が少ないと言える。 KiNKがこれほどまでに支持を集めている理由は、そこにあるのかもしれない。このブルガリア人のアーティストはいくつかのマシンを持って世界を廻り、その場で打ち出すハウス・サウンドで人々を踊らせながら、見ていても飽きないショウを演出する。ドラムマシンを打楽器のように演奏し、キーボードでメロディーを実際に弾き、EQを調節しながら肩を動かし、腰を揺らす。エレクトロニック・ライブアクトというよりは、ワンマンバンドといったほうがしっくりくるパフォーマンスである。KiNKはこのリストにランクインした他のアーティストと比較すると、知名度では劣るかもしれないが、にも関わらず2年連続で首位を獲得している(それまでも長いことトップ5に食い込んでいた)。もしかしたらそれは、彼のショウが面白いからだけではなく、矛盾していると思えてしまう「エレクトロニック・ライブアクト」という言葉を成立させているから、なのかもしれない。
    • 文 /
      Resident Advisor
    • 掲載日 /
      Fri, 9 Dec 2016
    • Photo credits /
      39. Autechre at Lingotto, Turin - Antonello Franzil
      35. Red Axes at The Trade Fairs And Convention Center, Tel-Aviv - Daniel Polevoy
      30. Larry Heard at Melbourne Town Hall, Melbourne - An NA
      29. Soichi Terada at Fira Gran Via, Barcelona - Alba Rupérez
      20. Mr. G at Fabric, London - Emile Pria
      19. Surgeon at The Steelyard, London - Michael Njunge
      18. Voices From The Lake at Ampere, Antwerp - Jan Steylemans
      17. Agents of Time at Café d'Anvers, Antwerp - Nachtschaduw
      16. Nicolas Jaar at 9:30 Club, Washington - Shauna B. Alexander
      15. Mathew Jonson at The Warehouse Project, Manchester - WHP
      14. Henrik Schwarz at Spaarnwoude, Velsen - Photo-Company.nl
      13. Paranoid London at The Warehouse Project, Manchester - Pippa Rankin
      12. Sebastian Mullaert at Rex Club, Paris - Alban Gendrot
      11. Karenn at Rocca Respampani, Tuscania - Simone Marte
      10. Vril at Hungexpo, Budapest - Király István
      09. Floating Points at Various, Sete - Sète Festivals
      08. David August at Codonas Theme Park, Aberdeen - Minival uk
      07. Octave One at Moog Club, Barcelona - Mikel GMZ Photography
      06. Moderat at Motion, Bristol - ShotAway
      05. Fatima Yamaha at Mondo, Madrid - Patri Nieto
      04. Âme at Studio Spaces E1, London - Here & Now
      03. Stephan Bodzin at NDSM Docklands, Amsterdam - Tim Buiting Photography & Film
      02. Recondite at Spaarnwoude, Velsen - Photo-Company.nl
      01. Kink at Le Cadran, Liège - Axel Pics Photography
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