ROOM ONE:
Floating Points (Live)
Eglo Records Live Band ft. Fatima, Olivier Day Soul & Shaunise
Alexander Nut
Funkineven
ARP 101 (Live)
& Very Special Guest - Dez Andres (Black Mahogani/KDJ/Slum Village) - full details
Alexander NutとFloating Pointsがロンドンを拠点に始動したレーベル、Egloの特筆すべき点は、レーベルの持つジャンルの多様性だけでなく、それらが全てが完璧な形で世に発表されていることだ。Egloの3周年イベントは、Nutsのウォームアップ・セットから始まり、レーベルのもつ美学が見事に形に表現されているものだった。ウォンキー・エレクトロニック・ビートからマニアックなガーナ・アフロビート、そしてMucical Mobsの名曲"Pulse X"へと15分もしないうちに展開。一歩間違えれば、ジャンルが行き交いするばかりの不自然なセットになってしまうところ、Nutsは洗練されたセットをそのままキープしていた。
Egloのもう1つのトレードマークと言えば、レーベル内での家族的な結束の強さだ。本誌のLabel Of The Monthでも、レーベルの特徴でもあるアーティスト達との結びつきについて触れられていた。そんなレーベルが手がけるパーティーのハイライトの1人として、EgloのボーカリストFatimaが登場したことは、驚きでもない。安定感のあるバンドとソウル・シンガーOliver Dayと共にダウンテンポとジャズから影響された作品の数々を披露するFatima。彼らを見ながら、Soul II Soulのようなイギリス人アクトが、複雑ながらも音楽的進化を着実に遂げてきていることを感じた。これまで発表したEPは、わずか2作品ながらも、彼女の30分に及ぶセットには、メジャー・レーベルのシンガーよりも強烈な作品が披露されていた。彼女に合う作品が着々と発表されていけばの話だが、彼女には、多くの人を魅了するアーティストへと成長していくポテンシャルがある。