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RA.348 Zenker Brothers


Published / 28 January 2013
Filesize / 72.59 MB
Length / 01:00:00
Status / Archived

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RA.348 Zenker Brothers

過小評価されがちなドイツの2人組みが届ける秘蔵のテクノ

ミュンヘンのクラブカルチャーとの、Dario ZenkerとMarco Zenkerの関わりは根が深い。彼らの義理の叔母は、ミュンヘンの伝説のクラブUltraschallの主宰者の一人であり、現在ではRote Sonneを手がけているDorle Zenkerだ。16歳の頃、Darioは義理の父の家にギグの後に泊まりに来ていたAnthony "Shake" Shakirを通して、初めてテクノを聴いたという。そして数年後に彼はDJデビューを果たしており、2006年にはHarry KleinにてレジデントDJを任されるようになった。Marcoは、兄がHarry Kleinでプレイするのを聴き、テクノについて学んだ。

ソロ作でも共同作でもZenker兄弟が奏でるサウンドの軸は、多少の振り幅はありながらも、常にテクノであった。Darioは2006年から作品をリリースするようになり、Esperanza、Time To Express、Frozen Borderといったレーベルから定期的にリリースを重ねた。Frozen Borderでは#.4.26という変名で4枚の12インチを出している。一方、Marcoは2007年に彼らが盟友Muellerと共に立ち上げたIlian Tapeにて、精力的にリリースを行ってきた。このレーベルはZenker兄弟の音源を出すためだけのレーベルというわけでは決してないのだが、リリース作品の中で最も輝きを放っているのはやはり、"Berg 10"やMarcoの"Black Box"など、彼らのシングルであった。

RA.348には彼らの新曲や未発表音源がたっぷりと詰め込まれている。中には現在まだタイトルもつけられていない曲もあるが(トラックリストがないのもこれが理由だ)、Tresorからもうすぐリリース予定の新曲も収録されている。どうであれ、どの曲もキラーチューンであることは間違いない。

まずは近況報告をお願いします

まだ年越しイベントから回復したばかりで、リラックスしているところなんだ。あと、Ilian Tapeから今後リリース予定のStennyの12インチの準備を進めているよ。Paul du Lacのリミックス付きだ。その後は『Bias Jams』の2作目と、Zenker Brothersのリリースも控えている。そしてもちろんソロ作も制作している。あとは友人といつもの飲み会を楽しんでいるよ。

制作環境について教えてください

スタジオで生で録音したんだ。

今回のコンセプトについて教えてください

Podcastの依頼が来たとき、ちょっと変わった事をやりたいと思って、自分たちの新曲や未発表曲だけを使ったライブ感覚のセットを組んだら面白いんじゃないかと思ったんだ。すべての曲はライブレコーディングで、制作に3ヶ月ほどかかっている。自分たちにとっては、まるで旅をしているような、紆余曲折ある経験だったから、リスナーにとってもそういったミュージカルジャーニーになってくれると嬉しい。

スタジオで制作する上で、お二人には違った強みがあると感じますか?

俺たちのスタジオは結構似ている環境なんだ。だから同じような機材を持っている。一緒に音楽をやる時は、まず一緒に食事して、お酒を飲んで、笑うところから始まる。何をやるのか具体的に決めたりしないで、会話の流れとか、そのときの雰囲気で自然に起こることなんだ。だから役割分担もない。常に色々やってみるんだ。

特に印象に残っているバックトゥバックのプレイは?

Marcoが初めてクラブでプレイをしたのが、2008年の大晦日の年越しイベントだったんだ。Zenker Brothersとして二人でプレイしていて、最初は良かったんだが途中でMIDIクロックがおかしくなってしまって、中断しないといけなくなった。合間にDJをはさんで調整したんだ。カオスだったが、最終的には人々は喜んでくれたよ。ミュンヘンのKongresshalleという、クラブというよりはコンサート会場のような場所だったのも印象的だ。あとブルックリンの大きな倉庫でResoluteを5年間やっていた事だとか、1週間前のパリのConcreteで、Zenker Brothers Soundsystemとしてプレイしたのも忘れられない。

今後の予定は?

Zenker Brothers Soundsystemとして、近々いくつかイベントに出る予定だ。2月にはTresorからリリースがあるし、3月にはリリースパーティーもあって、非常に嬉しいし、光栄だ。その後にはニューヨークやモスクワでのイベントに2人で呼ばれていて、ミュンヘンで自分たちのイベントも開催する予定なんだ。3月はIlian Tape vs Restoration、4月はIlian Tape vs Echochordだ。さらに、レーベル6周年レイヴパーティーもある。あとただ、ひたすら人生を楽しんでいる。




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