Pioneer DJがDJM-S9を発表

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    Thu, Aug 6, 2015, 10:09
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    Resident Advisor
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  • 新たなSerato DJ専用2chミキサーが10月に登場。更にステレオカートリッジPC-X10の発売も決定。
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  • Pioneer DJが本日、2つの新商品の詳細を発表した。 まず1つ目は、Serato DJ専用の2ch DJミキサーDJM-S9だ。本機は好みに合わせて動作を調整できる新開発の高性能クロスフェーダーを搭載しており、正確で思い通りのスクラッチパフォーマンスが可能となる。また、たたく、連打するなど、楽器を演奏するように操作できる高レスポンスで大型サイズのMulti Color Performance Padsが各デッキに8個ずつ搭載。更に、本機にはビートに連動した楽曲アレンジができる15種類のBeat Effectsが内蔵されているほか、ノブを回すだけでアレンジを加えられるFilterノブを各チャンネルに独立して搭載している。そして、USBサウンドカードを2つ搭載、また、天⾯に搭載したインプットセレクターでそれらを切り換えることができるため、Serato DJユーザー同士のスムーズなDJ交代が実現する。 もう1つの新商品は、プロフェッショナルDJ用ステレオカートリッジPC-X10。本製品は、2014年に新たなターンテーブルPLX-1000を発表したPioneer DJ、そしてレコード針の製で世界トップシェアを誇る株式会社ナガオカ、この2社の共同開発により生まれた。本来困難とされていた、スクラッチ演奏やバックキュー時の針飛びの抑制、そして9.5mvの高出力サウンドと、アナログレコードの原音を忠実に再現する解像度の高い音質が実現された。また、PC-X10は、日本の職人の手作業により精巧に組み立てられているという。専用交換針PN-X10も同時に発売されるが、これらは当面Pioneer DJ Storeのみでの販売を予定しているとのことだ。 DJM-S9の動作の様子は以下のムービーをチェック。
    Pioneer DJはPC-X10及びPN-X10を2015年10月上旬、DJM-S9を10月中旬に発売予定。販売価格はいずれもオープン価格となっている。
RA