Buchla社が新しくスタンドアローン・システムとステップ・シーケンサーを発表

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  • カスタム・モジュラーシンセ・メーカーが数ヶ月以内にLEM4 Snoopy、LEM3 Spider、252e Polyphonic Rhythm Generatorをリリース。
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  • Buchla社が今年リリース予定の新作を発表した。 そのうちのひとつ、252e Polyphonic Rhythm Generatorは同社の200eシステム用のシーケンサー・モジュールとなり、カラフルな円形のディスプレイが特徴的。このディスプレイには同軸の輪が最大で11個まで表示され、搭載されている3種のクロックによって生み出される複雑なパターンを示す。ユーザーはこの輪っかを駆使して、とても複雑なリズムパターンを組むことが可能であり、同社(そしてNAMM Show以降、様々なメディア)はシーケンサーとしての奥の深さを強調している。このマシンの操作方法を紹介する動画が以下にて視聴可能。 一方、LEM3 SpiderはPolyphonic Rhythm Generatorを卓上で使用できるスタンドアローン版となる。筐体の中の2/3はモジュールとなり、残りのスペースにはCV/MIDIコンバーターやBuchla社流のルーティングが用意されている。 LEM4 SnoopyはSpiderのようにコンパクトなスタンドアローン・シンセ。Buchla社のComplex Waveform Oscillatorが中心となっており、その他多数の同社らしいルーティングやモジュレーション・オプションを装備している。CV、MIDI、USB入出力端子があり他のシンセ、シーケンサー、DAWとの併用も可能。BuchlaのMusical Easelシステム用のメタル・キーボード、LEM218を使用することもできる。
    252e Polyphonic Synthesizer、LEM3 Spider、LEM4 SnoopyはBuchlaよりそれぞれ$2,499、$2,999、$2,499の価格で数ヶ月以内に発売予定。
RA