Published
Tue, Jan 20, 2015, 08:09
- プレーヤー/ミキサー一体型のDJシステムが登場。
Pioneerが、最新製品XDJ-RXの詳細を発表した。
XDJ-RXは、USBを使用してプレイを行うDJ向けの製品であり、先に発表され間もなく発売予定のDJ用マルチプレイヤーXDJ-1000同様、CDの差し込み口はない。プレーヤーとミキサー一体型のDJシステムである本機は、7インチの大型カラーディスプレイを中央上部に配置しており、2つの楽曲情報や再生状態、SYNC状況に加え、波形を上下に並べて表示することにより、楽曲同士のズレやミックスポイントを確認しながらミックスを行うことができる。また、CDJ-2000NXSを始めとする同社の上位機種のボタン・ノブレイアウトや、HOT CUE、BEAT EFFECTSなどのパフォーマンス機能を踏襲。新機能としては、ループする範囲を4分割し、分割された区間を繰り返し再生できるLOOP SLICEを搭載している。更に、楽曲管理ソフトウェアrekordbox™に対応しており、rekordbox™で解析した楽曲は、CDJシリーズなどのプロフェッショナルモデルでも使用することができるので、本機でプレイした楽曲をUSBに保存してクラブに持ち込みDJプレイを行うことも可能だ。
XDJ-RXの動作の様子は、以下のプロモーションムービーをチェック。
尚、Pioneer株式会社は、2015年3月2日をもってDJ機器事業をPDJホールディングス株式会社（以下PDJHD）に譲渡し、XDJ-RXを含むDJ機器の製造販売は、PDJHD傘下のPioneer DJ株式会社が行うことが決定している。
Pioneer DJは、XDJ-RXを2015年3月下旬に発売予定。販売価格はオープン価格となっている。