Published
Fri, Nov 21, 2014, 02:47
- Technics Tracksが、UKとドイツで2015年1月にオープン。
オーディオメーカーのTechnicsが、ハイレゾリューション・ダウンロードストア、その名もTechnics Tracksをローンチする。
2010年に親会社であるPanasonicがターンテーブル事業から撤退して以来、Technicsは大きな動向を見せていなかった。しかし、Music Weekの記事によると、同ブランドがこの度、オーディオファン向けに新たなダウンロードサービスを開始するのだという。2015年1月にドイツとUKでローンチするTechnics Tracksは、24bit/192kHzのFLACファイルと、CD音質の16bit/44.1kHzで楽曲を販売する。Macやその他のPC、iOS、Androidアプリに対応予定とのことだ。
Technicsのヨーロッパブランド戦略を指揮するDavid Preece氏は、次のようなコメントを発表している。「Technics Tracksは我々にとって、お客様へ完ぺきでプレミアムなオーディオ体験をお届けする為の重要なツールとなるでしょう。我々は、リスナーがお気に入りの曲を聴く時にワクワクする気持ちを知っています。そして我々の新たなハードウェアがお届けするハイレゾリューションサウンドを聴いたミュージックラバー達は、きっと目が覚めるような体験をすることができるはずです。」また、Preece氏によると、Technics Tracksでは「ハイレゾ音源のリリースに当たって、豊かなニュース及びエディトリアルコンテンツも配信していく予定」だという。
尚、プラットフォームの構築は7dititalが手がけている。7dititalのCEOであるSimon Cole氏はこう話している。「今回のプロジェクトは我々にとって非常にエキサイティングなパートナーシップとなります。プラットフォーム・プロバイダーである我々は、これまでに様々な将来性のあるデバイス・ブランドとお仕事をしてきました。そして、成長段階にあるマーケットに飛び込むようなプロジェクトにも積極的に関わってきました。Technicsが復活したことによって、オーディオファンや、質の高い音楽体験を求める全ての人たちのニーズに答えることができるでしょう。Technicsが開発したこの素晴らしいサービスに携わることができて、我々も大変ワクワクしています。」