SoundCloudが広告導入を発表

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    Fri, Aug 22, 2014, 06:43
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    Resident Advisor
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  • アーティストやレーベルへのロイヤリティ支払い制度、そして有料サブスクリプション・サービスの開始も予定
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  • SoundCloudが広告を導入し、アーティストやレーベルがロイヤリティ料を受け取ることができる新システムを展開することが明らかになった。 人気音楽ストリーミング・サイト、SoundCloudは最近、音楽出版の大手Sony/ATVとBMGなどを始めとする、複数のエンターテイメント会社と新しくライセンス契約を交わしており、今後、Red Bull、Jaguar、Comedy Centralといった会社の広告がライセンスされた楽曲と連動して流れることになる。SoundCloudの最高業務責任者、Jeff ToigはThe New York Timesのインタビューで、収益の大部分はコンテンツ提供者に分配されると語っているが、詳細は明かしていない。更に、同社はSpotifyと同様な、広告をなくすことができるサブスクリプション型の有料サービスも今後開始すると発表している。 数ヶ月前から、SoundCloudは大手レコード会社(Universal、Sony、Warner)と交渉を進めていたが、まだ契約には至っていない。レコード会社は、過去の著作権侵害でSoundCloudを起訴しない代わりに、SoundCloudの株式を取得しようと話を進めているとのこと。これまで無料のサービスとして運営されてきたSoundCloudは、月々1億7500万人のユーザーが使用していると同社は発表しており、ベッドルーム・アマチュア・プロデューサーからポップスターまで、世界中の数多くのミュージシャンが利用している人気サイトとなっている(RAのニュース記事でもほぼ毎日埋め込み機能を活用させてもらっている上、エクスクルーシヴ・アルバム・ストリームやRAのイベントのライブ音源RA Exchangeなどでお世話になっている)。 最近、TwitterがSoundCloudを買収しようと話を進めていることも話題になったが、Twitterはのちに手を引いた。
RA