PioneerがPLX-1000を発表

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    Thu, Jul 17, 2014, 07:00
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  • DJ機器のトップメーカーによるプロフェッショナルターンテーブルが9月に登場。
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  • Pioneerが本日、新製品としてアナログターンテーブルPLX-1000を発表した。 DJ/クラブ市場ではアナログターンテーブルは未だに根強い人気がある。また、ここ数年、UKやベルリン、ニューヨーク、そしてここ日本などではレコードの売上げが右肩上がりとなっており、アナログ市場は今再び盛り上がりを見せている。その一方で、2010年にはPanasonicがTechnicsのターンテーブルの製造を中止するなど、クラブ等での使用に耐え得る音質、品質を持つターンテーブル製造メーカーが減少してきていることから、DJプレイに適したターンテーブルの継続供給を望む声が高まっている。そんなニーズに答えるべく、DJ機器の世界的トップメーカーであるPioneerが長年培ってきたノウハウと、オーディオメーカーとしての高音質技術を活かし、 クラブシーンで求められる操作性と高音質を実現するプロフェッショナルターンテーブルPLX-1000を完成させた。 モーターとターンテーブルを直接つなぐダイレクトドライブ方式を採用した本機は、クラブ等の現場での使用に耐え得る安定した回転を実現。また、高トルクモーターの搭載により、4.5kg・cm以上の起動トルクを実現し、わずか0.3秒で定速回転に達する。テンポ可変幅は±8%、±16%、±50%の3段階から選択でき、幅広いテンポコントロールが可能なほか、RESETボタンを押すだけで瞬時に±0%の定速回転に戻る。そして、電源ケーブルと音声ケーブルは着脱可能な為、持ち運ぶ際の衝撃や引っかかりによる断線を回避できる。更に、トーンアーム内部にゴムチューブを搭載したことでハウリングを抑制するなど、さまざまな技術を採用した高音質設計により、リスニング用途としても、アナログレコード本来の音質を忠実に再現するプレーヤーとして使用できる。
    Pioneerは、PLX-1000を9月上旬に発売予定。販売価格はオープン価格となっている。
RA