Published
Thu, Jul 3, 2014, 08:00
- UIが一新され、新しくクロスフェーダーや曲の相性の良さを示す機能などを搭載したDJ用楽曲管理ソフトの最新版が公開
Pioneer社のDJ用楽曲管理ソフト、rekordboxのアップデートが公開された。
USBメモリやSDカードから音源をプレイすることができるCDJは、もはやただのCDプレイヤーではなく、デジタルコントローラーとして業界のスタンダードになりつつある。rekordboxでは音楽ファイルにキューポイントを設定するなどDJプレイの事前準備をすることができ、CDJの最新機能を最大限に活用することを可能にする。
公開されたばかりの最新版、rekordbox 3.0は、ユーザーインターフェースを大幅にアップデートしたのみならず、最新機能も満載であり、選曲をより簡単にする機能が多く備わっている。新しいMy Tag機能では、楽曲にタグ情報を付加することができ、Match機能では、曲と曲をリンクさせ相性の良さを判断することができる。Related Tracks機能では、キーやBPMといった条件で相性の良い楽曲が自動的にリストアップされる。更に、ミックスを試すことが出来るクロスフェーダーや、同時に5つまでプレイリストを同じスクリーンで観覧できるようになったこと、より正確になったsync機能、そしてよりタイトで精密なビートグリッドなど、細かい部分も大幅に改善されている。以下の動画で新機能などが詳しく解説されている。現在無料でダウンロード公開中。3.0が配信されたため、これまでのバージョンのサポートは行われないとPioneer社は発表している。
rekordbox 3.0はPioneerより現在配信中。