Published
Thu, Mar 20, 2014, 04:05
- ユーロラックを取り揃えたインディペンデントストアClock Face Modularがスタート
昨今Ricardo VillalobosやTobias.、Jimmy Edgarといった面々が愛用し、先日KORGからはMS-20が復刻されるなど、シンセマニアのみならずダンスミュージックファンにも認知されてきているモジュラーシンセ。その中でも現代最も一般的なフォーマットであるユーロラックを主に扱うオンラインショップ、Clock Face Modularが、2月末にオープンした。
Clock Face Modularでは、世界各国に点在する小規模なガラージメーカーの製品も取り揃え、海外から個人で取り寄せるしか入手方法がなかったマニアックなモジュールも比較的リーズナブルな価格で入手できる。さらに各モジュールにサイトオーナーによる詳細な説明がついており、ツマミなどにマウスカーソルを乗せるだけで機能について理解することが出来る、ユニークかつ親切なユーザーインターフェイスも、このサイトの特徴だ。
故Bob Moog氏が発明したMoog Ⅲや、Roland社のSystem 100mなど、シンセサイザー黎明期から存在するモジュラーシンセだが、現在はデジタル波形やサンプラー、更にはPCとの連動など、スタンダードな機能から奇想天外なものまで様々な種類が存在する。「モジュラーに興味があるけど、実際どんなものかわかっていない」という人から、「これまで長年モジュラーシンセを使ってきた」という玄人まで、Clock Face Modularはあらゆるニーズに対応したストアとなっている。今後も知名度に関わらず面白いモジュールを各国から入荷するとのことだ。