Published
Wed, Jan 29, 2014, 02:30
- デトロイトテクノのパイオニアが、フランス人監督Jacqueline Cauxの新作映画に出演。
Jeff Millsが、新作映画『Man From Tomorrow』で(ある意味)スターに抜擢された。
本作は、フランス人監督Jacqueline Cauxによるもの。彼女はしばしば自身の作品で、モダン/コンテンポラリーミュージックにおける実験アーティストを取り上げており、その例としては2007年公開のデトロイトテクノについてのドキュメンタリー『The Cycles Of The Mental Machine』などが挙げられる。『Man From Tomorrow』は2部作となっており、第1部はMillsによる本作の為の書き下ろし曲に映像を加えたもので、会話は一切入っていない。そして第2部はというと、監督自身がMillsに行ったインタビューより抜粋した彼の言葉が収められている。監督によると、本作には直接的な物語やメッセージは含まれていないが、MillsならではのSFフューチャリズムは大いに期待してもいいとのことだ。また彼女は「この映画を観てくれる人がそれぞれの主観で自由に受け取り、身体で感じてほしかったのよ」と加えた。
全45分間の本作のプレミア上映会は、パリのルーブル美術館にて2月2日に開催され、その後ベルリンでの上映が2月19日に決定している。両日共に、監督とMills自身も参加予定だという。