Minimoogを聴いたことがある人ならば分かると思うけれど、凄く太くて丸いサウンドだから、トラックの大部分を占領してしまう。僕はそれがあまり好きじゃないんだ。上手く言えないけれどちょっとやり過ぎな感じに思えるんだよ。Minimoogは素晴らしいベースサウンドを生み出せるけれど、リードにはちょっと強力過ぎる。Emerson Lake and Palmerの“Lucky Man”のキーボードソロみたいな感じはちょっとキツいよね。その点、ARP 2600はもっとコントロール出来るんだ。波形は4種類もあって、素晴らしいサイン波が備わっているから本当に深くて柔らかいサウンドが生み出せる一方、ノコギリ波を使ったアグレッシブなサウンドも生み出せるし、矩形波を使えば1976年のPong(世界初のTVゲーム)のようなサウンドも生み出せる。あとはセミモジュラーシンセだから、ちょっと変わった接続をすれば、奇妙なサウンドも生み出せるんだ。