Todd L. Burnsがベルギーのテクノアーティストのレコードコレクションを本人と一緒に楽しんだある午後。
Peter Van Hoesenの作品は全て何か更に大きな存在から抽出したようなものに思える。例えば最新のアルバム『Perceiver』は、元々2倍以上の長さがあった作品群から選んだ作品だ(収録されなかった素材はライブセットに用いられる)。また、彼の研ぎ澄まされた音楽性は、ベルギーニューウェーブ、80年代ポストパンク、インダストリアル、アヴァンギャルドなどの多種多様な音楽から影響から成り立っているもので、これらはPeterの音楽的歴史においてテクノと同様に大きな位置を占めている。そしてこのインタビュー自体も長時間に渡って行われた野放図のようなものから削り出された。RAのTodd L.BurnsがPeterの自宅を訪れ、午後を丸々使ってレコードやその他一般的な話を楽しんだのだが、以下は全体の会話の15%程度にしか過ぎない。
当時は意識していなかった。最初は確か図書館で見つけたんだと思う。当時はアントワープに住んでいたけれど、あそこでは図書館に行けばレコードが借りられたから、3カ所の図書館に登録していたんだ!定期的に図書館に行って、音楽を借りたら、今度は他の図書館に行くって感じで、気に入った曲は全て録音していた。Cocteau Twinsは後期の作品から聴き始めた。だから後期の作品も好きだけれど、『Garlands』、特にこの“Wax and Wane”は凄くピュアなサウンドだから好きなんだ。
TC Matic If You Wanna Dance, Dance, If You Don't, Don't 1983
これは去年Panorama Barでレーベルナイトをやった時に関係しているトラックなんだ。大抵の人はTime To ExpressはBerghain向きだと思うと思うけれど、Panorama Barでやらないかと誘われた。だから僕やSamuli、Donatoにとっては、ハウスをかける絶好のチャンスだった。僕は自分の今の立ち位置に満足しているけれど、僕の持っているハウスのレコードをかけるチャンスが中々ないのがちょっとした不満でね。このトラックはドリーミーで、ぼんやりとした音像なんだけど、非常に洗練された感じもある。だからある意味僕の好きな音楽と変わらないというか、僕の好きなトランシーでサイケデリックなレコードの延長上に位置しているんだ。
An outlier? No, I don't think so. For this one, the original idea was to have two はみ出ている?そういうトラックはないな。当初は2枚のアルバムにしようと思っていた。1枚目はダンスフロアを意識していない4、5曲入りのアルバムで、テクノだけどあまり踊れないような作品、そして2枚目はフロア向けの8曲入りにしようと思っていた。でも制作を終えて、iTunesのプレイリストを2つに分けて聴いてみると、どちらのアルバムも意味があるようには聞こえなかった。そこでプレイリストを1つにまとめてみたら、「お!」と思えた。だから1つのアルバムにするというアイディアに変えた。でも最初のアイディアの外殻みたいな部分は残っているね。前半はリサーチを重ねたような…