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Top 10 October 2012 Festivals
Top 10 October 2012 Festivals

RAが世界最高のフェスティバルを紹介する。

Iceland Airwaves

10. Iceland Airwaves
10月31日 - 11月4日
複数のヴェニュー
レイキャビク、アイスランド


Iceland Airwaysはエレクトロニックミュージックやインディーを15年近くに渡ってアイスランドの首都レイキャビクに持ち込んできたフェスティバルだ。2012年はヨーロッパ、そしてアメリカからのアーティストが市内の様々な会場に登場することが予定されており、オーストリアのElektro Guzziやロンドンに拠点を置くGhostpoet、そしてPatrick Wolfの出演も決まっている。また地元のビッグアーティストの出演も予定されており、実験音楽家のBen Frost、Sigur Ros、そしてGus Gusなどが登場する。期間は10月31日から5日間だが、既に6000枚のチケットは売り切れている。運良くチケットを手に入れることができたという人は、50時間以上音楽を楽しめることになるだろう。

RA pick: 3ピーステクノのElektro Guzziのライブは必見だ。



Treasure Island

09. Treasure Island
10月13日 - 10月14日
Treasure Island
サンフランシスコ、USA

Day One | Day Two

Treasure Islandはサンフランシスコにある同名の人工島で2日間に渡って開催される。市内からアクセスできる距離にあるが、辺鄙な場所のため、キャンプをしながらアドベンチャーな雰囲気を楽しむことができる。会場には60フィート(約20メートル)の観覧車が設置されており、様々なワークショップやアートなどがそこから見下ろせるようになっている。しかしこのフェスティバルの中心は当然ながら音楽だ。エレクトロニックミュージックとインディーから様々なアーティストが出演する。SBTRKT、Matthew Dearなどに加え、世界的なビッグアクト、Public Enemy、Joanna Newsom、The XXの出演も決定している。

RA pick: M83のシューゲイザーオペラとでも呼べる音楽はアウトドアのフェスティバルにピッタリだろう。



.Bónusz Electronic Music Festival

08. Bónusz Electronic Music Festival
10月13日
Hungexpo Budapest
ブダペスト、ハンガリー


ハンガリー版Time Warpとでも言えば良いのだろうか。Bónusz Electronic はそう呼んでも差し支えがないだろう。ブダペストにある巨大な施設Hungexpo Centerで1晩だけ開催されるこのフェスティバルは、4つのアリーナ(文字通りの大きさを誇る)でサウンドが鳴り響く。メインスペースではイビザのSpaceで毎週開催されているENTERの勢いを借りてRichie Hawtinがヘッドライナーを務めるが、今回の目玉と言えるだろう。またLoco Dice、Chris Liebing、DJ Rushが数多くのテクノアーティストと一緒に出演が決定している他、Bloody Beetroots、James Zabiela、Max Cooperの出演も決定している。

RA pick: Slamのライブセットがメインスペースに更なる勢いをもたらすだろう。



Ether

07. Ether
10月5日 - 10月20日
Southbank Centre
ロンドン、UK


今を席巻するクロスジャンルという流れは、所謂「Hardcore Continuum」の分派周辺だけで起こっている現象ではない。それを適切に表しているのがこのEtherだろう。このフェスティバルは現代音楽とエレクトロニックミュージックが近年快適に共存していることを示す存在だ。フェスティバルはロンドンの有名なSouthbank Centreで開催され、様々な「発明、アート、テクノロジー、クロスアート体験」が思考に刺激を与えてくれる。RAは10月13日にMount Kimbie、Raime、Bass Clef、Ekoplekz、Airheadなどが出演するイベントを主催する。2週間以上に渡って開催されるこのフェスティバルには他にもThe Brandt Brauer Frick Ensemble、Apparat、Tyondai Braxton、Christian Marclayなどが出演する予定だ。

RA pick: Purcell Roomでは、Raimeのオーディオ/ビジュアルライブがワールドプレミアで披露される。



Parklife

06. Parklife
9月29日 - 10月7日
複数のヴェニュー
複数の都市、オーストラリア

Brisbane | Sydney | Perth | Melbourne | Adelaide

北半球のフェスティバルファンは急ぎ足でインドアへ向かい始める時期だが、オーストラリアのフェスティバルシーズンは、この最大級、そして最高のラインアップを揃えているフェスティバルの1つと言えるParklifeからスタートする。Parklifeは今年で13回目を迎え、例年通り1週間強の日程で5都市を回るツアー形式になっており、9月29日のブリスベンのRiverstageからスタート、10月7日にアデレードのBotanic Parkでフィナーレを迎える。フェスティバルのアートワークに見られるようなヌーディストが集まるフェスティバルになるかどうかは保証できないが、参加すればJustice、The Presets、Benga、Art Department、Lee Fossなどを芝生やテント、そして見事なステージが散りばめられた会場で楽しむことができるだろう。

RA pick: Jacques Lu Cont。00年代に活躍した彼の最近の姿を是非確認したい。



Movement Torino

05. Movement Torino
10月27日
Palaisozaki
トリノ、イタリア


00年代中頃にデトロイトの誇るMovementはイタリアへ進出し、トリノで地元のプロモーターの力を借りながら開催された。そしてこの移植版フェスティバルはそれ以降毎年続いている。複数の開催地で行われた年があったり、開催日数が伸びたりした年がありながらも、基本的にはトリノにあるPala Olimpico Isozakiをメイン会場に据えてこの巨大なフェスティバルは開催されてきた。よってラインアップは毎年ビッグルームに対応できるようなアーティストが招聘されており、2012年もその方向性に変わりはない。Chris Liebing、2 Many DJs、Maceo Plexが出演する他、イタリアで開催されてからほぼ毎年参加しているDerrick Mayが出演する。

RA pick: ベルリンのベテランハウスDJ、Dixonが数千人のイタリア人で埋め尽くされたフロアでプレイする姿は注目に値するだろう。



VIA Festival

04. VIA Festival
10月1日 - 10月8日
複数のヴェニュー
ピッツバーグ、USA


ピッツバーグ市全域で開催されるこの音楽とビジュアルアートの祭典は今年3年目を迎える。今年は月曜日から土曜日の夜までの開催となっており、アートギャラリー、大学など様々な会場ではワークショップやエキシビションを、そして市内屈指のヴェニューではビジュアル面に力を入れた形で音楽を楽しむことができる。今年のラインアップは今まで以上に幅広くなっており、Tiger & Woods、Laurel Halo、Africa Hitech、Girl Unitなどが出演。ある程度の踊りやすさを伴ったエレクトロニックミュージックを適量に楽しむことができるだろう。


RA pick: Africa Hitech。予想をほぼ確実に裏切るセットだが、まず間違いなく素晴らしい内容になるだろう。



Elevate

03. Elevate
10月24日 - 10月28日
Dom im Berg
グラーツ、オーストリア


世界のどこを探してもDom Im Bergのような会場、そしてElevateのようなフェスティバルは存在しないだろう。非常に先鋭的だが踊ることも可能なエレクトロニックミュージックと、幅広い内容でハイブローだが理解可能なパネルディスカッションが組み合わさったElevateは山中で開催される。山中にスペースを作り上げ、山頂付近には洞窟も存在するこのフェスティバルは、どこか不思議な空間にいるような感覚に襲われるが、その感覚を後押ししているのがそのラインアップだ。今年はKevin Martin(The Bug)、Roly Porter、Skudge、A Made Up Soundが出演、そしてNoam Chomskyがビデオメッセージを届けてくれる。RAのTodd L. Burnsは昨年このフェスティバルについて、「世界最高のフェスティバルとは言えないが、1回は参加すべきフェスティバルだ」と評価している。

RA pick: A Made Up Sound、2562のプレイは必ず良いものになるだろう。



Unsound

02. Unsound
10月14日 - 10月21日
複数のヴェニュー
クラクフ、ポーランド


ポーランドのクラクフで開催されるUnsoundフェスティバルは今年10年目を迎えるが、今年のテーマ通り、「終わり(The End)」となってしまうのだろうか? それとも単純に今の世間の状況を表現しているだけなのだろうか? このフェスティバルのキュレーターを務めるMat Schulzは人々の期待と戯れることを楽しんでいる。そして過去出演したアーティストも同様だ。妥協を許さないことで知られるこのフェスティバルは定期的に新鮮なコラボレーションを届けてくれるが、今年はDemdike Stare & Sinfonietta Cracovia、Hieroglyphic Being & Ital、そしてTim Hecker & Oneohtrix Point Neverという組み合わせが見られる。他にもポルノ界の人気女優Sasha GreyのノイズプロジェクトaTelecineが初ライブを披露し、The Caretaker、Shackleton、Theo Parrish、Traxmanなども出演する。Unsoundが無くなってしまうとしたら本当に残念だ。

RA pick: Holly HerndonがRVNGからリリースする作品は素晴らしい内容なので、彼女のライブがその作品の出来通りのプレイをするかどうかに注目したい。



Amsterdam Dance Event

01. Amsterdam Dance Event
10月17日 - 10月21日
複数のヴェニュー
アムステルダム、オランダ


Amsterdam Dance Eventは単純に最大級で最高級のフェスティバルだと言える。300人の業界関係者と30人のDJが3会場に集い1996年にスタートしたこのフェスティバルは、昨年は3000人の業界関係者、14万人の観客、800組を超えるアーティストが52会場に集うモンスターフェスティバルとなった。確かに巨大なフェスティバルだが、ADEの特徴はその規模ではない。このフェスティバルとヨーロッパで最も美しくリラックスできる都市の1つであるアムステルダムはぶつかり合うことなくシームレスに溶け合っており、自分のペースで楽しむことが出来るという点が特徴だ。パネルディスカッションやワークショップ、デモンストレーションなどが5日間に渡って開催されると同時に夜になれば、パーティーが圧倒的な規模にも関わらず、無理のない形で開催される。Seth Troxler、Maya Jane Coles、Pearson Sound、Ricardo Villalobos、Richie Hawtinなどが出演する予定だ。

RA pick: 土曜日はTrouwで開催されるRA VS(DJ Harvey & Andrew Weatherall)。

Words / RA
Translation / Tokuto Denda
Published / Wednesday, 05 September 2012


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