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Dope Jams: Dopeの聖地
Dope Jams: Dopeの聖地

ニューヨークの有名なレコード店、Dope Jamsのオーナー達は、現行のダンスミュージックに対する嫌悪を露にする。そしてResident Advisorに対する不満も隠さない。そんな彼等を、なぜ私達はこんなにも支持するのか?

ブルックリンの中心地や東地区を歩いていると、古い修繕前の建物や安売りのアパートが立ち並ぶ中、小さなスーパー、コインランドリーや空き地に挟まれるように建っている「Divine Guidance Tabernacle of Faith Church」、 「So Great A Salvation Ministries」、 「Deeper Life Deliverance Church」などといった手書きの看板を掲げた、ずんぐりむっくりな佇まいの小さな教会に出くわすだろう。

Fort GreeneとBed Stuyに囲まれた、Clinton Hillの北東に位置するMyrtle Avenueは、Walt WhitmanやBiggie Smallsなどの地元として有名である。そしてここにひっそりと建っているお店は一見、そのような小さな教会に見間違えられるかもしれない。しかし、黒塗りの店内からこぼれ出るハウスのビートや、緑色のドアから漂うお香の香りは、その建物がただの教会ではないことを物語っている。

だが同時に、Dope Jamsをただのレコードショップとして紹介するのには抵抗がある。実際、この店舗はハウス、テクノ、ディスコクラシックスなどをディグしたい人にはニューヨーク屈指の聖地と言える場所だ。“Storefront church”(註:小会派の信者による都会の「店先教会」)というフレーズが、この店のスケールもロケーションも表現している良い例えかもしれないが、South Williamsburgに多くいるハシディズムのユダヤ教徒(註:ユダヤ教のなかでも、特に厳格で敬虔な一派)なら、この建物の中で行われている、教条的かつ熱烈な、信仰深い献身を見てもっと良いメタファーを思いつくかもしれない。

とは言え、Kent Avenueのyeshiva(ユダヤ教の文書の高度な研究のための専門学校)では、Masters At Workのレコードを購入することはできないが。





「とにかく俺達は、この店を出来る限り“dope”に(ヤバく)したかったんだ」。創立者の1人、Francis Englehardtが、とある日の午後、店のメインフロアで語ってくれた。そこは暗い、紫を基調とした部屋で、手作りの棚には選りすぐりのレコードがディスプレイされていた。巨大なオーダーメイドのスピーカーが角を陣取り、祭壇のようなDJブースが店の置くに構えている。「Paul Nickerson(彼のパートナー)は、デザインが好きなんだ。別に建築関係の人間ではないんだが、店のインテリアを、まるで1600年代の大聖堂みたいにしようとした。あと俺達は昔から木材の家具が好きだ。暖かさというか、他の素材にはない感覚があるんだよな。解るかい?」

するとキャッシャーのRandyが一言、「石とか」。

「石、そうだよ」。 Englehardtが同意する。「石に、心地よさはないよな」と言うと、彼等は笑った。ブルックリンにあるもう一つの名の通ったレコードショップも、この店と似ている造りをしているが、床は石畳になっている。軽い冗談ではあるだろうが、ある意味それらの小石は、外界からこの聖地を守るべく戦う彼等にとって、世の中に蔓延している病弊の象徴のような存在なのかもしれない。

Dope Jamsに来たことがある人なら、常日頃から彼等がこのような軽いジャブを放っているのを知っているだろう。彼等は毒舌で有名だ。「1つ解ってもらわないといけないのは」Englehardtが説明する。「俺達は糞野郎なんだ。完璧なまでに糞野郎だ。自分達が糞野郎だって解ってるし、別に変わるつもりもない。そして俺達と仲良くしてくれる奴等もたいてい、糞野郎さ。あるいは俺達が糞野郎だってことを受け入れてる」。店の客(「DJほど頭の固いやつは知らない」)から、Nicolas Jaar(「90年代のトリップホップを水で薄めたようなつまらない音楽」)、さらにはRAのライター(「(RAライターの)Philip Sherburneはエチオピアの帝王に処刑されるべきだ」)にまで毒を吐くEnglehardtにとっては、世の中のあらゆるものがくだらなく映っているのかもしれない。

その上、ブートレグの常習犯であり、出不精な彼等は、慣れてない人にとっては最初はとっつきにくい存在かもしれない。しかしここは、ダンスミュージック好きの不良のたまり場ではない。現代のダンスミュージックに対する“批評”を具体化させた場所なのだ。すくなくとも彼等にとっては、“dopeness”が減ってきている現在の世の中の唯一のオアシスなのだ。



「儲かってるかどうか聞いてるのだとしたら、
まったく金なんて儲かってないよ。
こっちはクソ貧乏だ」




90年代、EnglehardtとNickersonは、マサチューセッツ州のイプスウィッチで思春期を迎えた。Englehardtの両親はボストンの会員制ハウス・クラブThe Loftの常連であり、Englehardtがまだ10代のころ、両親は彼をこっそり入れてあげた。すぐにそのクラブにハマった彼は、Nickersonなど友達を連れて行くようになった。「1年間ぐらい、毎週通っていた」と、Englehardtは思い出す。「毎週金曜日の夜は必ず居たね」


そのパーティーにてEnglehardtとNickersonは、アメリカのハウスミュージックの黄金期の洗礼を受けた。Prescription RecordsのディープなナンバーからWayne Gardiner、Robin SやCajmereといったヒット物まで。Richard Longのサウンドシステムから放たれる周波数は彼等に深い印象を残し、ここがこのような音楽を聴く最高の場所だと感じるようになったと言う。「当時10代だった俺は、クラブに入って400人ぐらいが一斉に踊っているのを目の当たりにして、物凄い衝撃を覚えたんだ。初めてJazzyの“Lonely”を聴いた時とか、スピーカーから出てくる音を感じて、何がどうなってるのかよく解らなかったけど、凄いと感じたのを覚えている」

90年代も終わりにさしかかった頃、ボストンのSatellite Recordsでバイヤーとして働いていたEnglehardtと、Danny KrivitのBody & Soulというパーティーのために頻繁にNYに渡っていたNickersonは、The Loftの意志を継ぐべくLIFEというパーティーをスタートさせた。Fenway Park(註:ボストン・レッドソックスの本拠地として有名な野球場)のそばのHoward Johnsonホテル内のクラブにて3年ほど開催していた。「レッドソックスの試合が終わると、球場から出てきたファン達がうちのクラブに流れてくるんだ」。そして、Dope Jamsでもやっているように10か条のルールを設けていたという。「クラブの外に注意書きを張っていたんだ。“リクエストは受け付けていません。そういうクラブではないので悪しからず”って感じにな。多くの人が訪れて、俺達の音に反応して、皆楽しんでいたよ」

Englehardtにとって、ニューヨークは常に視界の端にある存在であったが、引っ越すことになるとは思ってもいなかったと語る。「ニューヨークは大嫌いだったんだ。この街の混沌に溶け込めなかった」。しかしLIFEが終了すると、「当時俺はボストンで何もしていなかった。音楽は作っていたが、それ以外は何もする事がなかったんだ。またパーティーをオーガナイズしたいとは思っていなかったし、クソ暇だったよ。Paulはすでにニューヨークにいて、“おいお前も来いよ。こっちでいままでやってきた事を続けようぜ”と、言われた。だからそうしたんだ」。ニューヨークに対して嫌悪感を抱いていたにしても、今まで3時間かけてレコード屋に行っていたEnglehardtにとって、この大都市はユートピアであった。しかし2000年代が到来すると、厳しい現実が待っていた。「問題は金だった。ぜんぜん金にならないんだ、この仕事は」

そんなEnglehardtとNickersonにとって、“今までやってきた事”をやり続けるということは、とても重要なことになっていた。他の誰もやらないのなら、俺達がやるまでだ。たとえどんなにクソみたいなことをしなければ存続できないとしても。そういった精神で彼等は、ダンスミュージックの世界を救うか、救えなくとも一部を保護しようとしている。他に方法は無いのだとEnglehardtは言う。「人生はこういうもんだろ?自分が興奮するような、勃起するぐらいワクワクするような事に全力を注ぐだろう?しないとしたら、人生を無駄にしてるだけだ。レコード屋というビジネスモデルがもう終わってることは解っていた。でもそんなこと微塵も気にしなかったんだ・・・。単純なことさ。俺達はとにかくお店を、できる限りdopeな音楽で満たす。そしてそれを人に提供する。そして、なるべくお店が続けられるようにあらゆる努力をする。ただそれだけさ」





そのスタンスでは業界の逆鱗に触れることもしばしばあった。Dope JamsのDJブースの壁には、大々的に有名なロックやポップアーティストの見慣れない12インチが飾られている。これらの盤の出所ははっきりしている。音質は良好だが、これらはまぎれもないブートレグなのだ。Englehardtに、ただでさえ縮小している業界でこのような行いをするのにはどういう理屈があるのかと質問したところ、明らかに癇に障ってしまったようだ。「儲かってるかどうか聞いてるのだとしたら、まったく金なんて儲かってないよ。こっちはクソ貧乏だ」

彼は、ブルックリンらしい例えで説明する。「グラフィティが始まったころ、ライター達は建物に勝手にスプレーで自分達の存在の証明を残していたんだ。しかしこれは“器物損壊”だろ?俺たちも同じさ。ヤバイ曲を見つけたら、“この曲を12インチで欲しいな”って思うだろ?音もよくして、見掛けもカッコよくして、そして他の人にも持っていて欲しい。俺達だけで独り占めするわけじゃないし、Discogsの取引値を高騰させるためにやるわけじゃない。あれはただレコードオタクどもがパニクってるだけだ」

「罪悪感はあるか?」Englehardtが自分に問いかけてみせる。「俺に人生の中で、罪悪感を抱いていることはいくつかあるが、これはその中には含まれないね」

Dope Jamsのスタッフのプロデュースチーム、Slow To Speakによるエディットやリミックスが収録されているのも多いこれら12インチについては、非正規だとはっきりと認めているが、“Forever Monna”や“Morning Factory”、Bobby Konderの「House Rhythms EP」といった90年代のクラシックスをリバイバルすることに一役買った、彼等のリイシューシリーズCOREに関しては、頑なに公式であることを主張している。(この一件はDiscogsにて物議を醸した。) 「Prescription Records関連の物に関しては、ちゃんとライセンスしたんだ」。Englehardtは語る。「なのにわざわざ電話してきて、ライセンスしていないとか言いがかりをつけてくる輩がいた。怒鳴ってくる奴等も居た。ちゃんとライセンスを払って、オリジナルのDATを入手したんだ。金払わなきゃそんなことできないだろ?」COREシリーズはさらなる展開を予定していると彼は付け加えた。



「当時はトップにいたStrictly Rhythmや
King Street Soundsなんかが
すっかり変わり果ててしまった。
最近、ユーロダンス物なんて出してるんだぜ?」




最近、彼等の矛先はニューヨークの重鎮ハウスレーベル、King Street Soundsに向けられた。「90年代半ばごろは、あのレーベルは最高だった」。Nickersonがメールにて語る。「Strictly RhythmやNervousと並ぶ、3大ニューヨークレーベルの1つだった。あの頃、King Streetのリリースなら視聴しなくても、買って間違いなかった」

しかしNickersonとEnglehardtにとっては、King Streetのバックカタログのリイシューの仕方や、出す新しいアーティストなどで、毎回期待を裏切ってしまうレーベルに成り下がってしまったと言う。「ニューヨークのダンスシーンの不思議なところは、当時はトップにいたStrictly RhythmやKing Street Soundsなんかが、すっかり変わり果ててしまったということだ。最近、ユーロダンス物なんて出してるんだぜ?理解できないよ」Englehardtは嘆いた。

「『Mix The Vibe』シリーズは、毎回残念だった」。King Street Soundの過去音源をミックスしたシリーズについて、Nickersonが言う。「King Streetはヤバイ音源をいっぱい出していたんだから、どうして良質なミックスを作るのがこんなにも難しかったのか、まったく解らなかったね。そのうち、『Mix The Vibe』シリーズの文句ばっかり言ってないで、自分たちでやっちゃえ、と思うようになった」。『Classic House Grooves: Dope Jams』という名前がつけられたそのミックスは、Ananda Project、 Kerri Chandlerや、Nickersonに言わせればKing StreetのベストであるTears Of Velvaの“The Way I Feel”といった名曲をコンパイルした作品であった。頼まれてもいないミックスだったが、良い出来だと感じた彼等はレーベルに提出してみたという。「奴等のところへ持っていって、“おい、これ出せよ”って渡した」。そして、実際に発売されたその作品はDope Jamsにとって初の正規リリースのミックスとなった。






彼等にとってミックスを構築するという行為は、気合を入れてとりかからないといけない仕事だ。「まずは2台のターンテーブルとミキサーで始まる」Englehardtが説明する。「そこからクレイジーになっていく・・・とにかく色々なやり方があるね。時に、一発録りで、いらない部分を後で切っていくときもあるけど、なかなか難しいときもある。とにかく毎回、できる限りをつくしてベストなものが作れるように努力しているね」。彼等はエディット、アカペラ、チョップなどを駆使し、Dope Jams特有のミックスを作り出す。「昔のヒップホップのミックステープを聴くと、曲ごとにインパクトがあるんだ。DJのエディットセンスとかスキルを見せ付けている感じだ。ハウスミュージックであういう物を作りたかった。DJはそうプレイするべきなんだ」

Englehardtは、他の選曲家たちもそのぐらいの努力はおしむべきでないと主張する。「旅をしている気分にしてくれるミックスもいいよ」テクノミックスの理想形と言われているタイプのミックスについて彼は述べている。「最終的にそういう気分になれるなら最高だ。だが、中にはそれを言い訳にして、何も手の凝ったことをしたがらない連中もいる気がするね。最近のミックスは大抵そうだと思う。Resident Adivisorのミックスをダウンロードして聴いてみると、これマジか?これを世に出してるのか、って思うんだ。良質なミックステープやミックスCDは聴いたことあるのか?ただ繋げるだけ、それ以上の何かがないといけないと思うね」



「現在のダンスミュージックは酷い。酷すぎる。リスナーとしてどうしていいか解らない」




「どうしてもやめられないんだ!俺はクソ馬鹿野郎だよ!」時間が経つにつれ、店内にはディガー達が増え、何枚もレコードを抱え視聴ブースへ向かう。DJブースでは、片耳ヘッドホンをしたRandyがLarry Levanのようなスタイルで曲のミックスをしていた。「自分でも信じられないぜ。もう何回この店を畳もうとかんがえたことか。数え切れないほどだ。けど、どうしてもやめられないんだ。今なんて、ここに座ってこのDana Kelleyのレコードを聴いていて、ほんと、ヤバイなって思ってる。まじでこの曲は良い。実際に彼に会ったことがあるけど、すごい良い奴で俺は何回も助けられている。彼が果たした貢献は非常に重要だ。人にそのことを知らせる義務がある。他の誰がそんなことを言うんだ?誰も言いやしない。どうせやつらが気にするのはNicholas Jaarだとか、・・・あの、なんだっけあいつら・・・あのクソみたいなテクノグループ?名前が思い出せない」

最近のダンスミュージックシーンにおいて、ファンが不満を抱いてしまうことが多くなってきており、特にニューヨークのシーンは顕著かもしれない。新作のレコードが中々お店に入荷しないときがある。マンハッタンの大きなクラブでは一杯のお酒が一時間の給料分の値段だったりする。お気に入りのアンダーグラウンドパーティーは、常に存続の危機に立ち向かっている。海を越えた、いわゆるダンスミュージックの聖地でさえも、プロデューサーたちはより多く作品をリリースすることやツアーすることを強いられ、彼等の作品、そして精神へのダメージも無視できない事実だ。

「良い曲ってのは、なんらかの苦しみか強い感情から生まれるものだと思っているんだ」と、Englehardtは言う。「この前知り合いと喋っていて、彼が言っていたのは、現在の若者、“ゼロ世代”のやつらは薬をとりすぎて感情を殺して、何も感じないんだ。だからこの世代から生まれる音楽はそれを如実に反映している。特にエレクトロニックミュージックではな。とにかくファンクがないんだ。エモーションが無い。クソみたいにフラットなんだ」。そしてTheo Parrish、Jeff Mills、Legowelt、Jack Whiteといったアーティストの批評を述べた頃、彼の好みがわかったような気がした私は壁にかかっているFloating Pointsの「Shadows EP」を指差してみた。すると、「好みじゃないね」と彼は答え、その後James Blakeへの批判やBurialの最近の方向性に対する文句を言い出した。

「現在のダンスミュージックは酷い」Englehardtは嘆く。「酷すぎる。リスナーとしてどうしていいか解らないよ。好きになれる曲がなかなか見つからないんだ」





Dope Jamsのオンラインストアで買い物をしたことがある人なら、“add to cart”ボタンの下にあるコメントを見た事があるだろう。Boo Williamsの「Moving Rivers」では、「1999年がハウス界の黄金期に含まれないことを思い出させてくれる一枚」と書いてあり、とあるRepitech Recordingsの12インチでは「新作テクノ。母ちゃんが口座に入金してくれるって言って結局しなかったときに聴くようなダークシット。あるいは、友人がネットラジオでDJさせてくれると約束してくれたにも関わらず、まったく連絡が途絶えてしまった時。このような時の押さえ込みきれない憤り。これがテクノだ。不良め。お前はダークな奴だな」。作品紹介のシートからコピーアンドペーストすれば簡単にBoomkatのように新作の宣伝が行えるが、彼等はそれをしようとしない。作品をただ売りたいだけではないのだ。

「発売される新作のレコードを買って、お店に置いておかなくてはいけない。お店としてある程度は、そういうことをしなくてはいけないんだ。しかし、俺達は最低限の枚数しか取り扱わない。なぜなら、こんなのは拷問だからだ。完全に拷問だ」

コンテンポラリーダンスミュージックで育った私としては、Cormac McCarthyの作品など、彼に強く反論したくなってしまったが、『Classic House Grooves』を聴いているとクラシックハウスの魅力に引き込まれてしまうのも確かだ。彼等にこの盤をもらった時は、パソコンで作業する際のBGMにだけは使用するなという条件つきだった。確かに、多くのPodcastダウンロードには欠けている、感情をゆさぶる何かがあったように感じた。そして、彼等の店で月一で行われているCelebrate LIFEというイベントほど、ハウスで踊っていて興奮できるパーティーはニューヨークには中々無い。(最近このパーティーに行った時、酷暑にやられた私と友達のためにバーテンダーにお水を頼み、金を渡そうとしたところ、「水を有料にするには酷すぎる」と言われ、お金を返された。そして、こう付け加えた。「マンハッタンではこんなこと言うやつ居ないだろう?」)

EnglehardtとNickersonの2人は、このビジネスモデルを成功させるのが難しい事に百も承知で、ちょうど店の傍に住んでいる正統派のユダヤ教徒と同じく、自分達とはまったく違う規則の基生活している外界の人間と共存しなくては上手くやっていけない事を良く理解している。最後に、業界やダンスミュージックカルチャーを少しでもより良くする為に、小さな事でもいいから、我々が何か1つ肝に銘じておくべきことは無いかとEnglehardtに問いかけてみたところ、彼はこう答えた。

「俺は小さな事に興味が無いんだよね。この場所を見れば解ると思うけど」

Translation / Danny Masao Winston
Published / Thursday, 30 August 2012

Photo credits /
At Dope Jams - Calli Higgins



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