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Top 10 September 2012 Festivals
RAが9月に開催されるフェスティバルトップ10を紹介する。
北半球の野外イベントシーズンも9月で終わりとなる。キャンプをしたり、酔ってフラついたり、屋外で音楽を楽しむのが好きならば、今のうちだ。今月はニューヨークやベルリン、イギリスのワイト島や日本の草原でそのチャンスが待っている。

10. Electric Zoo
8月31日 - 9月2日
Randall's Island
ニューヨーク, US
Day One | Day Two | Day Three
ヘッドライナーはメジャー路線のアーティストが多いが、Electric Zooの壮大な規模は特筆すべきものである。毎度おなじみであるニューヨークのRandall's Islandで開かれる今回のElectric Zooは、97000平方メートル以上の野外ヴェニューでダンスミュージック界のビッグネーム達が勢揃いする。Guetta、Tiëstoといった常連はもちろんのこと、今年はLuciano/Vagabundosステージも設けられている(ビッグネーム達に飽きた人にはオアシスとなるだろう)。その他にもMarco CarolaからAbove & Beyondまで、バラエティに富んだDJ陣が集結し、踊り疲れた人は海岸線沿いに展示されるアートを眺めて休憩することも可能だ。
RA pick: Boys Noizeの予想外に深いレコードバッグには毎回驚かされている。

09. Berlin Festival
9月7日
Tempelhof Airport
ベルリン, ドイツ
2日間にかけて行われるこのBerlin Festivalの最も注目すべき所は、その開催地である。ベルリンという街はそもそも、興味深い場所で様々なパーティーを開くことで有名だが、このフェスはその中でも究極と言っていいだろう。これはベルリンのTempelholf Airpotという空港の、現在使用されていない格納庫を利用したイベントなのだ。ラインナップも、この大規模なフェスに相応しいアーティストが選ばれており、Orbital、Paul KalkbrennerやFriendly Firesといったアクトが名を連ねる。Tempelholf空港でのメインイベント以外に、Club X-Bergのサテライトシリーズとしてarenaclubでもパーティーが行われ、KreuzbergではTotally Enormous Extinct Dinosaurs、Brandt Brauer Frick、そしてJunior Boysといった面々が登場する。
RA pick: めずらしくドイツ公演を行うOrbitalは、早めに前に陣取り、間近で見る事をお勧めする。

08. Reworks Festival
9月21日 - 9月22日
Vilka Complex
テッサロニキ、ギリシャ
Day One | Day Two
「ギリシャのオーディオとビジュアルアートを完全に融合した最初のフェス」と呼ばれていたReworksも今や、ギリシャの唯一のエレクトロニックミュージックフェスティバルになってしまった。未曾有の経済的な不安定さに左右されているこの国で、このイベントが2012年に無事行われる事になったこと自体がある意味奇跡だが、それだけでなく、初期発表の段階で他のイベントが羨ましがるラインナップも確保しているのだから驚きだ。ヘッドライナーにはNicolas Jaar、そしてポートランドのシンセポップユニットChromatics、さらにBenoit & Sergioといったアクトがライブ枠を務め、DJサイドにはSoul Clap、Tale of Us、DJ Tennis、そしてDaniel Bortzといった期待できる人選が決まっている。主に野外となるReworksはテッサロニキにあるVilka Complexにて開催される。日常のしがらみから解放してくれる刺激的で印象的なロケーションだ。
RA pick: Tale of UsとDJ Tennisが、Life & Deathらしいサウンドを披露してくれるだろう。

07. Electrosanne
9月6日 - 9月8日
Various Venues
ローザンヌ、スイス
Day 1 | Day 2 | Day 3
72時間以上続くElectrosanneは、デイタイムとナイトタイムではっきりと区別されたイベントだ。パーティーはローザンヌの中心部に位置する合計7つの場所で開催され、Place de l'EuropeとPlace Centraleなどにてデイイベント、Loft Club、La RucheとMadなどにてナイトイベントが繰り広げられる。午後にパーティーは始まり、午後8時まではエントランスフリー。Todd Terje、Claude VonStroke、Sonja Moonearらが午後のパーティーを彩り、Dixon、Axel BomanやChristopher Rauなどが前述のクラブにてナイトライフを盛り上げる。
RA pick: ローカルヒーローのSonja Moonearはここ最近さらに勢いが増しており、彼女のセットは見ものだ。

06. Green & Blue
9月2日
Waldschwimmbad Obertshausen
オーバーツハウゼン、ドイツ
このフランクフルトのイベントは、10周年という事だけでなく、今回が最後になってしまうという理由からも注目すべきフェスティバルになっている。The Cocoonがマネージする、1日のみの同フェスティバルはSven Väthの地元のそばにあるLake Langen沿いの、Waldschwimmbad Obertshausenで行われる。美しいドイツの芝生にIbizaのヴァイブスを持ち込もうというのが目的だ。DJにはVäthとVillalobos、Robag Wruhme、Josh Winkといった常連が登場し、ライブにはHenrik Schwarz、Guy Gerber、そしてPaul Ritchが出演する。
RA pick: Fabric 64で話題になった、瞑想的なGuy Gerberのライブは、暖かい9月の夜会にはピッタリだ。

05. Todaysart
9月21日 - 9月22日
Various Venues
デンハーグ、オランダ
毎年9月、2日間に渡り、デン・ハーグはTodaysartフェスティバルで大いな盛り上がりを見せる。冒険的なコンテンポラリービジュアルアートやパフォーマンスを発表する場として2005年にスタートして以来、様々なワークショップ、シンポジウムなどを通して、刺激的な空間を提供してきた。Todaysartでは、エントランスフリーであったり、安いウィークエンドパスを購入して入る、多種多様なデイイベントやナイトイベントが、室内と屋外両方で開催されている。もはやおなじみだが、今年も非常にユニークでレアなパフォーマンスが見れるラインアップとなっている事も注目だ。Pantha Du PrinceとThe Bell Laboratoryのコラボレーションがまた見れる上、Ben Frost、Daníel Bjarnason、Sinfonietta CracoviaがSólarisプロジェクトを披露し、Wolfgang VoigtとJörg BurgerがMohnとして共演する。
RA pick: Demdike StareとAndy Votel (Slant Azymuth)がBruno Spoerriと共に行うライブパフォーマンス。

04. Bestival
9月6日 - 9月9日
Robin Hill Country Park
ワイト島、UK
ピノキオのストーリーの中で、遊びの国プレジャーアイランドに連れて行かれてしまうシーンを覚えているかな?ボートで島まで渡り、快楽に溺れ堕落したあと、野生の動物に変身させられてしまう。おかしなことに、Bestival 2012のテーマはまさにそれなのだ。もちろん、それプラス素晴らしい音楽、だが。今年のテーマは「野生」であり、約5万5千人が動物のコスチュームをきて踊っているレイブになるだろう。音楽的にも、Bestivalには誰もが楽しめる要素がある。Stevie WonderやNew Orderなど世界的に有名なライブ陣が揃っており、ブラックスプロイテーション・ソウルを回すMoodymannからJackmasterの飛び跳ねるベースミュージックまで、DJ陣も幅広いサウンドをカバーしている。さらに、想像力豊かなステージや様々なくだらないアクティビティが用意されており、楽しめないはずがないフェスティバルになっている。
RA pick: どんなフェスでも、David Rodiganの音に敵うサウンドは無い。

03. Outlook / Dimensions
8月30日 - 9月3日 / 9月6日 - 9月9日
Fort Punta Christo
プーラ、クロアチア
Outlook | Dimensions
元々Outlookというイベントは、低音好きたちを唸らす祭りとして前から注目を浴びていたが、今年は姉妹フェスのDimensionsが加わり、さらに期待度が増している。1800年代建設の、現在は廃墟となっている要塞Fort Punta Christoにて2010年からOutlookは開催されていたが、なぜ今回ダブルでイベントを開くのか?それは、両方ともベースミュージックに深く根ざしていることは間違いないものの(多くのアーティストは両方に出演する)、Dimensionsはよりハウスやテクノを掘り下げたイベントになるのに対し、Outlookはダブ、レゲエ、ルーツミュージックを追求したものになるからだ。両フェスティバルの出演者リストはヤバイことになっているが、とにかくNicolas Jaar、Roots Manuva、Fat Freddy's Drop、Four Tet、そしてCarl Craigといった名前が入っていることだけは言っておこう。ボートパーティーやビーチ、太陽を味わう楽しみもお客さんを待っている。
RA pick: Loefahは、前後の流れを無視した不意打ちになりそうで、楽しみだ。

02. Decibel
9月26日 - 9月30日
Various Venues
シアトル、US
シアトルの様々なロケーションを利用するDecibelは、まさにシティ・フェスティバルだ。ボート、倉庫、映画館、公園やクラブも9回目を迎える同イベントの開催地として活用される。回を重ねるごとにスケールアップしてきたDecibel、今回はOrbitalや、The Cannabinoids feat. Erykah Baduといったビッグネームがヘッドライナーを務め、Actress、Fennesz、Cut Hands、Demdike Stare、そしてMonolakeといった玄人好みの国際的なラインナップもシアトルに上陸する。詳しくは、Decibel創立者Sean Hortonに話を聞いたポッドキャストRA Exchangeを聞いてくれ。
RA pick: スウェーデンの異端児、Axel Bomanのシアトルデビューは注目だ。

01. Labyrinth
9月15日 - 9月17日
苗場グリーンランド
新潟、日本
LabyrinthはすでにRAの特集やレビューで散々書かれており、もう多くを語る必要はないだろう。簡潔に言うと、素晴らしいDJやライブアクトが最高の立地でプレイするフェスティバルだ。オーガナイザー達の献身的な努力により、アーティスト達が気持ちよくプレイできる環境が実現される。必要な機材の準備、音楽を分かっている客層、邪魔の無いDJブース、良質な音。それ以上求める物は無いだろう。ラインナップは毎度おなじみの面々(Donato Dozzy、Peter Van Hoesen、Appleblim)に加え、新しい顔ぶれも登場する(Petar DundovやSpectrum SpoolsのJohn Elliottはもっと早くブッキングしても良かったとさえ思う)。毎年、フェスティバルシーズンのハイライトになっている評判のイベントであり、今後も間違いなくそのステータスをキープしてくれるはずだ。
RA pick: 毎回、Donato DozzyとPeter Van Hoesenのセットが伝説的だと称えられているのには、訳がある。
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Published / Thursday, 02 August 2012
Photo credits /
Electric Zoo - Rodolfo Lamaestra
Reworks - Ioanna Chatziandreou
Bestival - Louise Roberts
Outlook/Dimensions - Graham Turner
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Features
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