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Top 10 August 2012 Festivals
Top 10 August 2012 Festivals

RAが8月に開催されるフェスティバルトップ10を紹介する。

読者の皆さんを混乱させるつもりはないが、今年まだフェスティバルへ行っていない人は、8月に入ったら行った方が良いだろう。北ヨーロッパのフェスティバルは天気の不安定さとの戦いとなるが、太陽を求めている人にはネバダの砂漠、そしてクロアチアのリゾートが待っている。



South West Four

10. South West Four
8月25日 - 8月26日
Clapham Common
ロンドン, UK

Saturday | Sunday

今年のSouth West Fourは両日共に午後10時で終了となる。これは過去9年間の開催時間よりも1時間長い。嬉しいと思う人もいるだろうが、これはSW4がロンドンの中心でイベントを開催するという大変さを軽減するためのものだ。また、UKはこの時期8月の連休を迎え、多くのパーティーが開催されるため、集客が割れてしまうことも予想される。しかし、SW4はビッグアーティストを遠慮なく招聘することで、毎年数千人規模の集客に成功している。今年のメインステージは、Carl Cox、Skrillex、Public Enemyが出演し、Seth Troxler、John Digweed、Joris Voorn、Maya Jane Coles、Sasha、Erol Alkanなどが脇を固める。

RA pick: Eats Everythingが今夏多数のフェスティバルに出演している理由を確かめる良いチャンスだろう。



Eastern Electrics Festival

09. Eastern Electrics
8月4日
Area 12
ロンドン, UK


何事も「何かを始める」時ほどドラマチックなことはない。Eastern Electricsも間違いなくその部類に入る。Eastern Electricsは「会場は後日発表」という期間を経て、ロンドンのClapham Commonでの開催が決定したが、この会場で長期に渡って開催される予定だったPride House Festivalがその直後にキャンセルとなり、開催地を失ってしまったのだ。しかし、Eastern Electricは持ち堪え、最終的に日程、開催時間、出演者を変更することなく、グリニッジのArea 12で開催されることになった。Area 12は屋外の工業エリアで、コンクリートとコンテナに囲まれた場所で、メインステージと4つのテントでは、Jamie Jones、Kerri Chandler、Julio Bashmore、Azari & III、Andrew Weatherall、Joy Orbisonなど欧米のビッグネームDJを中心としたラインアップが組まれている。

RA pick: Nina Kravizのラフなハウスが、他のスムースなハウスと面白い対照をなすだろう。



Sonne Mond Sterne

08. Sonne Mond Sterne
8月10日 - 8月12日
Bleilochtalsperre
ザールブルク, ドイツ


ドイツ東部に位置するザールブルクに住む人達にとって、ローカルDJがスタジアムクラスのビッグネームと一緒にプレイする姿を見るチャンスは少なく、実際はこのSonne Mond Sterneだけだ。このフェスティバル(太陽・月・星を意味する)は、毎年Bleilochtalのダムの横の砂地で数日に渡って開催される。100組近くのアーティストが出演し、ビッグネームとしてThe Prodigy、Fatboy Slim、Hot Chipなどが出演する他、Ellen Allien、Matthias Kaden、Tiefschwarzなどドイツを代表するインターナショナルDJも数多く出演する。

RA pick: DJ Rushがアウトドアで轟音を鳴り響かせるだろう。



Flow Festival

07. Flow Festival
8月8日 - 8月11日
Suvilahti Power Plant
ヘルシンキ, フィンランド

Day 1 | Day 2 | Day 3 | Day 4

ヘルシンキがトップ10のリストに入ることはあまりないが、入る時は素晴らしい内容が期待できる。Flow Festivalはフィンランドが誇るフェスティバルの1つで、見事なラインアップ、美しい雰囲気、そして食べ物や映画、現代アートなどの音楽以外の要素を積極的に組み込んでいく姿勢が評価されている。今年は寿司やショートフィルム、デザートなどと共に、ヒップホップ、インディー、エレクトロニックなど多岐にまたがるジャンルからワールドワイドに活躍するアーティストが招聘されており、Bon Iver、Bjork、A$AP Rocky、Flying Lotus、The Black Keys、Four Tet、Caribouなどの出演が予定されている。

RA pick: 北アイルランドのデュオ、Bicepがシングル”$tripper”の勢いを受けて登場する。



Oyafestival

06. Oyafestival
8月8日 - 8月11日
Medieval Park
オスロ, ノルウェー

Day 1 | Day 2 | Day 3 | Day 4

ノルウェーの音楽への食欲が満ち足りることはない。このØyafestivalenは彼らにとって最大の御馳走と言えるだろう。今年の食卓にはBjörk、再結成したStone Roses、The Black Keys、Bon Iver、Feistたちが並ぶ。こうして見てみると、純粋なダンスミュージックがないと思うかも知れないが、これは意図的なもので、Øyaはシンプルな形で音楽ファンを取り込もうとしている。とは言うものの、Ben UFO、Amirali、Shedなどが出演するため、踊るチャンスも存分にある。その中で一番の目玉は、LindstrømとTodd TerjeのB2Bライブだろう。RAがToddにメールを送りその内容を確認したところ、「シンセ尽くしになるよ!」という答えが返ってきている。

RA pick: ポートランド出身のChromaticsの素晴らしいアルバム、『Kill For Love』からの演奏を楽しみにしたい。



Stop Making Sense Festival

05. Stop Making Sense Festival
8月2日 - 8月6日
The Garden Tisno
ティスノ, クロアチア


今年のStop Making Senseのラインアップは、タイトルとは裏腹に十分理解できるものだ。また、今年から開催地をPetrcaneからThe Garden Tisnoに移したが、例年通りのワイルドなフェスティバルになることが予想され、美しい景色も堪能できるだろう。開催地は変更になったが、ボートパーティーも例年通り予定されており、通常のフェスティバルやアフターパーティーとは一味違う面白さを楽しめるだろう。ラインアップはダンスミュージック界の中でもディープなアーティストを揃えており、Ostgut Ton、Warm、Electric Minds、Deviationなどから、Move D、Lil Louis、Jimmy Edgar、Steffi、Deetron、Ron Trent、Chez Damierなどが、イギリス人が大半を占めている観客を相手にプレイを披露する。

RA pick: Kevin McpheeがMan Make Musicステージでザラついたテクノを披露。地元トロント以外の都市では初出演となる。



Voltt Loves Summer

04. Voltt Loves Summer
8月25日
NDSM Docklands
アムステルダム, オランダ


Voltt Loves Summerのタイトルと同様、読者の皆さんもこのフェスティバルのラインアップを見れば夏を愛することになるだろう。これはアムステルダムの港沿いで1日だけ開催されるフェスティバルだが、週末を思う存分楽しみたい人達に対して十分な数のアーティストが出演する。Matthew Jonson、Gaiserのようなミニマルから、ダビーなDeadbeat、そして刺激的なMonolakeやRobag Wruhmeなどが出演。各ジャンルで最も勢いがあり、革新的なアーティスト達が夏の暑さに彩りを添える。

RA pick: Deadbeatのダブ全開のライブが、焼けつくような日差しにはうってつけだろう。



KaZantip

03. KaZantip
7月31日 - 8月 15日
Kazantip Republik
クリメア, ウクライナ


KaZantipのラインアップはこの記事を執筆している時点では発表されていないが、それは問題にはならない。2週間に渡るこのフェスティバルは、世界の中でも類を見ない独特のラインアップを誇っているため、参加するだけで十分楽しめる。期間中はウクライナの黒海を望むクリメアの海岸線が、 独自のルール(法律)を用いた「Kazantip Republic(Kazantip共和国)」となり、その中にダンスフロア、バー、ショップ、カフェ、映画館、レストラン、数多くのレイバー、そして音楽が集まる。昨年はRichie HawtinとRicardo Villalobosがヘッドライナーを務めており、今年もそれ以上が期待できるだろう。

RA pick: 日光



Nachtdigital

02. Nachtdigital
8月3日 - 8月 5日
Bungalowdorf Olganitz
オルガニッツ, ドイツ


比較的小規模で、落ち着いた雰囲気の中で開催されるこのドイツのフェスティバルNachtdigitalは今年で15年目を迎える。長期に渡って開催されているものの、今年も依然として素晴らしいラインアップを多数招聘している。湖畔のキャンプエリアで開催されるため、幸運にもチケットを確保できた人は(例年チケットは早くに売り切れてしまう)、テントを用意するのが良いだろう。しかし、このフェスティバルにはバーや無料の水、生活必需品を取り扱うショップ、そして湖の中央にはボートでアクセス可能なアイランドバーが用意されており、都市的な生活を送ることも可能だ。音楽もその設備と同様に素晴らしく、Donato Dozzy、Ben UFO、Portableなどが出演。フェスティバル全体に負けないアドベンチャーを提供してくれるだろう。

RA pick: Petar Dundovのトランス色の強いテクノほどドイツの湖畔のフェスティバルに似合う者ものはないだろう。



Burning Man

01. Burning Man
8月 27日 - 9月3日
Black Rock City
ネバダ, USA


Burning Manにおける第1のルールは、「Burning Manについて話す」ということだ。最近少なくともハウスとテクノのコミュニティではこのような傾向が見られており、Damian LazarusやMagda、Carl Coxなどがこのフェスティバルを称賛している。こうして一般層にも人気が出てきたこのフェスティバルのチケットは入手することが非常に難しくなってきているのが現実で、今年から新たに抽選が導入された。今回チケットを幸運にも入手できた人は一安心していることだろう。砂漠で開催されるこのフェスティバルは非常に奇妙であると同時に素晴らしく、その精神性は今も全く持って失われていない。熱狂的なファンだけが1週間分の生活必需品とキャンプ用品を車に積み込んで、Black Rock Cityを訪れるが、彼らを妬むのはお門違いだ。

RA pick: Burning Manの第2のルールは、「何も計画しないこと」だ。

Words / RA
Translation / Tokuto Denda
Published / Wednesday, 11 July 2012

Photo credits /
South West Four - Ash Youd
Flow Festival - Jussi Hellsten
Oyafestival - Eirik Moholdt
Stop Making Sense - Katrina James
Voltt Loves Summer - Teska Overbeeke
Nachtdigital - Jan Sauerzapfe
Burning Man - Haoli


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