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Top 10 June 2012 Festivals
Top 10 June 2012 Festivals

テントやブーツを持ったなら、6月の究極のフェスティバルを求め、RAと旅に出よう

6月は、ヨーロッパや北アメリカのフェスティバル・シーンが着実に軌道に乗る時期だ。Miami、Timewarp、MutekやMovementといった大メジャーなイベントがずらしてスケジュールされた今年、踊り狂う場所の選択肢はバルセロナの果物市場からネバダの大型レース場まで、幅広いという事だ。



Free Your Mind Festival

10. Free Your Mind Festival
6月2日
Stadsblokken
アーネム/オランダ


Free Your Mind 2012がどんなイベントなのか、解らない人はこの2010年のフォトギャラリーを見ていただければ、一目瞭然だろう。見れば解るとおり、オランダの夏フェスらしい雰囲気のフェスだ。広大なスペース、たくさんのテント、多くの人々、そしてもちろん、豊富な音楽。開催地は、Arnhemを通るライン川の川沿いにあるStadsblokkenだ。Free Your Mindのブッキングのポリシーは、インターナショナルなゲストと同じぐらいに国産のアーティストにフォーカスを当てる事であり、Function、Surgeon、Ame、Raresh、James HoldenやGuy Gerberといったアーティストと共に、Kabale und Liebe、Julien Chaptal、Lauhaus、Steffi、Quinceといったアクトが名を連ねているのも特徴的だ。

RA pick: DeslolatのtINIのパーカッシヴなハウスは、年々注目度を増している。



Electric Daisy Carnival Las Vegas

09. Electric Daisy Carnival Las Vegas
6月8日
Las Vegas Motor Speedway
ラスベガス/US


Electric Daisy Carnivalに関して賛否両論があることは間違いない。しかし、ラインナップや客の服装などはともかく、EDC自体は唯一無二で注目に値するイベントであることは、誰も反論しないだろう。例えば、他のイベントでは考えられないような規模の演出を見事に実現しているのも魅力の1つだ。ステージが実際に燃えてるのではないかと心配するほど過激なライトショー。会場のLas Vegas Motor Speedwayごと揺さぶるパワフルなサウンドシステム。そして集結する才能に関しては、Armin Van Buuren、David Guetta、Swedish House Mafia、Tiëstoといったお馴染みの顔ぶれはもちろんの事、Richie Hawtin、Loco Dice、Magda、Josh Wink、John Digweed、Green VelvetやDennis Ferrerなど、より洗練された音を鳴らすアーティストも登場する。

RA pick: Boys Noizeが観客に向けて解き放つ危険なノコギリシンセ。



Parklife

08. Parklife
6月9日 - 6月10日
Platt Fields Park
マンチェスター/UK

1日目 | 2日目

今月のトップ10リストの中間部はUKフェスティバルの独壇場となっており、最初となるのがこのマンチェスターのParklife Weekenderだ。アピールポイントはいたって単純。イギリスの素晴らしい草原で2日間、7つものステージで、100組ものアーティストを観る事ができるという点。Platt Fieldsにて行われる同イベントは、スタジアム級の会場を満たすビッグネームと、アンダーグラウンド界隈を唸らすアーティストの両方を招いており、The Flaming Lips、Crystal CastlesやKelisらがその前者の一例だ。後者の一例としては、Joy Orbiso、Maya Jane Coles、The Fieldなどがニッチなサウンドを届け、Crosstown Rebels、Heidi's Jackathon、そしてHospitalityといったアクトも各々のステージで独自の世界観を展開する。

RA pick: Nile RogersがChicと共にクラシックスのオンパレードで客を翻弄。



Field Day

07. Field Day
6月2日
Victoria Park
ロンドン/UK


音質さえこだわらなければ、世界中のフェスティバルの中でも随一のラインナップを誇るField Dayは最高なイベントだ。去年、同イベントの出演者陣を「知る人ぞ知る稀有な存在や、ネットで話題の旬な人、品のあるポップス、そして時代の流れをつかんだダンスミュージックを奏でる人たち」という風に表現したが、今回もそれ以上に最適な表現方法は無いだろう。Field Dayでは、大物ヘッドライナーばかり強調するのではなく、有能な中堅の人材を前面に出すのが特徴である。(Franz FerdinandやModeselektorなどは、後者だと主張するかもしれないが)Eat Your Own Ears、Bugged Out!、Bleed、とLanzaroteがキュレーターとしてSBTRKT、Peaking Lights、Maya Jane Coles、Kassem Mosse、Grimes、Laurel Halo、FenneszやKindnessといったアクトを各々のステージでショーケースする。

RA pick: 海外ツアーを回った後のMaya Jane Colesが、ホームでどんなプレイを魅せてくれるか。



Lovebox

06. Lovebox
6月15日 - 6月17日
Victoria Park
ロンドン/UK

1日目 | 2日目 | 3日目

現在は50,000人のキャパシティを誇るスペースを有するが、旗揚げしたての頃は規模の小さいこじんまりとしたパーティーだった。初めはロンドンのBrick Laneにある93 Feet Eastというクラブが、Groove Armada主宰の定期的なパーティーの開催地であった。一年後、Loveboxの一周年を祝うためClapham Commonで野外パーティーを催し・・・そして10年後、Loveboxは、Victoria Parkで3日間に渡り、複数のステージで行われるモンスターフェスへと成長したのだ。オーガナイザー自身も、同イベントを「東ロンドンの最大パーティー」と呼んでいる。値段が若干安い金曜日は、Hot ChipとCrystal Castlesがメインステージでヘッドライナーを務め、その他のステージはRinse、Digital Soundboy、とHessle Audioがそれぞれホストを務める。Hospitality、Crosstown Rebels、Warm & Electric Mindsなどが観たければ土曜日、Dalston Superstore、Gutterslut & Trailer TrashやHorse Meat Discoといった面々が日曜日に登場する。

RA pick: Horse Meat Discoがホストを務めるThe NYC Downlowには、Andrew Weatherall、Tim SweeneyやOptimoといった顔ぶれが登場。



Glade

05. Glade
6月14日 - 6月17日
Houghton Hall
キングスリン/ノーフォーク島


数年の迷走期を経て、どうやらGladeは昔の良さを取り戻す事に成功したようだ。Houghton Hallでの初の開催となった2011年のイベントは、聞く所によると素晴らしかったようであり、2012年もノーフォークの同じ場所での開催だ。今後もここで行われる予定らしい。Sven VäthからAndy CやKuedoまで、ありとあらゆるジャンルに属するサウンドが複数のステージから流れ、広い草原を満たす。Hypercolourがキュレートし、MoscaやEats Everythingが登場する“Pyro-mid”(pyro(炎)+pyramid)と呼ばれるピラミッド型のステージでは、フェスティバルのエンディングで炎が灯される。そして“psychedelic village”では、指圧や霊気を使ったヒーリング・テントやサウナもあり、客の踊り疲れを癒す。踊る動物は好きかい?Gladeならそんな楽しみもある。

RA pick: UKの最も予測不可能かつ信頼できるDJ、AppleblimのPyromidでのショー。



Hideout Festival

04. Hideout Festival
6月29日 - 7月1日
Zrce Beach
パグ島/クロアチア


Hideout Festivalは、クロアチアのサマーシーズンの最初のビッグイベントとなる。パグ島、具体的にはZrce Beachという美しいビーチがこのアドリア海の爽快なパーティーの舞台となり、成功に終わった去年の第一回目を受け、今年はより広いスペースで、クラブも増え(Kalypso)、とてもイベントフルな約一週間を開催する。出演リストを見てみると、一貫性はあまりなく、どちらかというと幅広いジャンルを網羅した人選になっている。ヘッドライナー達をみれば、その事実は明白だろう。Ricardo Villalobosのグルーヴとスウィングがあり、Skream & Bengaの激しいダブステップ・ヴァイブスがあり、今どきのエリートDJ Jamie JonesとSeth Troxlerまでもいる。

RA pick: Four TetとCaribouのバック・トゥ・バックDJプレイは、確実にレアな名曲を聞かせてくれることだろう。



Taicoclub

03. Taicoclub
6月2日
こだまの森
長野県木曽郡/日本


TaicoclubはドイツのNachtdigital、UKのFreerotation、そして日本のLabyrinthなどが含まれる、グローバルフェスティバルのグループの1員である。これらのイベントを繋げるキーワードは、“Love”だ。ああ、ちょっとセンチだ、解ってる。しかしこれらのとても親密でユニークなフェスは毎年根強い人気を誇り、他では真似できない深い一体感を生み出しているのも事実だ。Taicoclub特有のDJとバンドが肩を並べるラインナップは、東京から4時間のやぶはら高原スキー場にて観ることができる。Ricardo Villalobosは今回で三回目となる出演が予定されている。Animal CollectiveやBoredomsがインディーよりのファン達を楽しませ、Sepalcure、Josh Wink、Pepe BradockやTR-101 (DJ Pete & Sleeparchive)などがダンスファンを踊らせる。

RA pick: Pepe Bradockの味わい深いディスコが雰囲気をさらに心地よくしてくれるはずだ。



Awakenings Festival

02. Awakenings Festival
6月30日
Spaarnwoude
アムステルダム/オランダ


Jeff Mills。Carl Cox。Adam Beyer。Marco Carola。Ben Klock。Marcel Dettmann。Ricardo Villalobos。Ben Sims。Dave Clarke。Planetary Assault Systems。Speedy J。Laurent Garnier。Robag Wruhme。San Proper。Davide Squillace。Mathias Tanzmann。John Digweed。Joris Voorn。Martin Buttrich。Pan-Pot。Marcel Fengler。その他、大勢。11時間。9つのステージにて。オランダのSpaarnwoude。他に何も言う事はない・・・

RA pick: Donato Dozzy & NeelがダークなVoices from the Lakeプロジェクトをフェスティバル環境でプレイするとどうなるのか、見ものだ。


Sonar

01. Sonar
6月14日 - 6月16日
複数のヴェニュー
バルセロナ/スペイン


MovementやWMCなどもそうだが、Sonarはイベントとして巨大になりすぎて、名前が一人歩きしてしまっている。今では、誰かが「Sonarに行く」と言ったとしたら、それはSonar以外のイベントも含む可能性が高い。しかし、CCCBやFira Gran Viaなど複数のヴェニューで三日間にわたり開催され、Deadmau5からDJ Harveyまで広範囲のアーティストが拝める同イベントは、十分すぎる内容なのだが。ほかには招待制の夜会から1000人以上のキャパのクラブパーティーまで、様々なイベントが街中のあちこちで同時期に行われているが、それらはSonarの一部だと公式に認められてはいない。Sonar後の“Off sonar”イベントとしてEast Enderという、4日連続パーティーさえもある。何はともあれ、バルセロナに滞在するには最高な週末である事だけは間違いない。

RA pick: Sonar By Nightでの、Mary Anne HobbsとBlawanのバック・トゥ・バックは気にならないほうが難しい。

Words / RA
Translation / Danny Masao Winston
Published / Tuesday, 15 May 2012


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