Lewie DayことTornado Wallanceは、間違いなくメルボルン在住アーティストの中で最も成功しているであろうプロデューサーの1人だ。サンプリングを多用したハウス・サウンドに胸に響くような低いベースラインが加わった、時折アニメ「シンプソンズ」をテーマにしたタイトルが見受けられる彼の作品は、Delusions of Grandeurや、Instruments of Rapture、そしてSleazy Beats Recordingsといったレーベルからリリースされている他、Andrew Weatherallや、Motor City Drum Ensemble、Tim SweeneyがDJバッグの中に入れている。
「メルボルンのシーンが世界的に注目されている事にピンと来ないなんだ。」と言うのは、Griffin James。若干21才のGriffinは、メルボルンの多くの若手アーティストに特徴されるようなアーティストの1人だ。Under The Shade、Wolf Music、Voyeurhythm、そしてKolour Recordingsからのリリース経歴を持つ彼は、 Iron Curtis、Jacques Renault、そしてSoul Clapといったアーティスト達からも賞賛されている。
しかし、海外がメルボルンに与える影響は未だ強いようだ。「メルボルンに比べると、ロンドンやベルリンといったクレイジーな街には芸術や音楽が活きているし、文化と音楽が歴史的に密接な関係にあると実感した。大変なこともあるようだけれど、それはどこも同じだよね。例えばメルボルンは福祉国家の街なんだ。ベルリンの Club der Visionaereみたいな場所は絶対に生まれないだろうね。オープンする前に労働安全法の問題で潰れてしまうと思う。でも、そんな状況でも出来る事をやろうという人がいるから、この街はとても素晴らしいと思うんだ。」