今年1月にBreaking Throughでアメリカ人プロデューサー、
Ren Schofield を取り上げた。彼のContainer名義でのデビューアルバムはSpectrum Spoolsからリリースされたが、レフトフィールドテクノを荒々しく削り出した作品としては昨年リリースされた中で出色の出来だった。Schofieldはインタビュー内でアメリカのアンダーグラウンドノイズシーンに自分のルーツがあること、また過去のプロジェクトで用いられていたノイズまみれのドローンサウンド、凶暴なフィードバック、そして壊れた電子音によってContainer名義の美学がどのように象られているのかについて語っている。
更に興味深いのは、テクノ、ハウスなどのエレクトロニックダンスミュージックのフォーマットに興味を持ち始めている彼と同じようなノイズ系アーティストの数が増えているという事実だ。他のノイズ系アーティストも彼と同じように音の限界点で彷徨い、そしてそこで培った質感や音色、そしてリズムや形態における知識を今度はビート制作に適用している。Diamond Catalog、Frak、Unicorn Hard-On、Laser Poodleなど数多くのアーティストがSchofieldの運営するレーベルI Just Live Hereが現在も続けているカセットテープコンピレーションFake Sound Routineシリーズに収録されている。どのタイトルもリリースされた本数は非常に少ないが、彼らの追い求める「非常にローファイでパンク的かつ無意味。そしてアナログ機材を重用した110%エキセントリックな音楽」という美学に慣れ親しむには有用だ。また当然のことだが、彼らはテクノ/ハウス界以外のフィールドでも活動している。
Schofieldは自分の周りで「何か」が起きつつあることは認めているが、それを「トレンド」(または「マイクロトレンド」)という言葉に結びつけることは拒否している。その理由は2つある。まず1つ目はノイズシーンが持つアナーキーな性質だ。「ノイズをやる人たちはルールや必要条件、そして特定の方向を常に目指さなければならないような周囲の期待がないからノイズをやっているの。いつも音を探し求めていて、全てのジャンルを自分なりに解釈していく。それがノイズだし、それが特徴ね」と長年ノイズシーンで活躍し、数年前からテクノ的な方向へのアプローチを見せているLeslie Kefferが語る。確かにKefferや彼女の仲間たちは「好奇心」によって音楽を急速にリフレッシュさせていく。今はテクノとハウスだが、貪欲な彼らが半年後に全く違うジャンルに興味を持っていてもおかしくはない。
2つ目の理由はビートを中心にした制作手法は別に新しくも何でもないということで、これはSchofieldがすぐさま指摘した部分だ。現在の「シーン」は新しいプロデューサーが増殖している状況だが、10年前に遡れば、ある程度の数の先駆者たちを見つけることが可能だ。またノイズというジャンルの歴史をもっと大きく捉えると、先祖的存在と言えるThrobbing Gristle、SPK、Einstürzende Neubauten、Cabaret Voltaireなども自由奔放なドローン音やリズムを用いない手法と同様にビートに興味を持っていた。このことから分かるように、グルーヴに焦点を当てて音を組み上げていく制作手法は突然発生したのではなく、むしろ「ノイズ」という肉体の二重らせん構造の染色体に太古から刻みつけられている存在であり、静と動を繰り返しているのだ。
さて、ここからが今回の特集だ。今回はSchofieldの言う「何か」に関わっているシーンにおける重要なアーティストたちを紹介していく。シーン全体を網羅できている訳ではないが、興味を持っている人たちにとって有益な入門編になってくれることを願っている。
Unicorn Hard-On
Persian Cats
(Hot Releases / More Records)
先日のContainerの記事を読んでいる人ならば、Schofieldのパートナーで、また彼に大きな影響を与えている人物、Val Martinoについては既に知っているだろう。Unicorn Hard-Onとして活動している彼女は、21世紀のアメリカのノイズシーンにおいて、ビートへの本格的な取り組みをいち早くスタートさせたアーティストの1人だ。彼女の持つ大胆不敵で豪気なアプローチはどれだけ誇張しても問題ない程のパワーがある。まだノイズシーンが暴力的な男性と殴打するようなディストーションサウンドで成り立っていた数年前、彼女は強烈なパワーを持つサウンドとパーティータイムのダンスミュージックを組み合わせた音楽の制作をスタートさせた。Martinoのサウンドは強大な轟音ではあるが、同時に非常に社交的で魅力的、かつ前進する力に溢れているもので、クラシックなエレクトロ、チアリーダーの活気、ミニマルテクノ、ティーンポップ、煌びやかなロック、Wax Trax!、そしてシャッフェルの要素に至るまで、ネオンの輝きを持つ音楽の醍醐味が刺激的な形で盛り込まれている。更に、彼女自身の声をループさせて、たまに分厚いディレイを通して鳴らす手法は「自分だけのスペシャルなもの」というメッセージを非常に巧妙に付け加えている。
2004年、2005年あたりから、彼女は数多くのレーベルからカセットまたはCD-Rの形態でリリースを重ねているが、最近の作品は彼女自身のレーベル
Tangled Hares で聴くことが可能だ。また昨年後半には
Hot Releases と
More Records からの共同リリースという形でUnicorn Hard-OnとContainerの12インチのスプリットシングルがリリースされており、収録されている”Persian Cats”と非常に奇妙な”Wildfire Girls”の2曲は彼女の最高傑作と言えるだろう。今後の予定としては、
Spectrum Spools からアルバムのリリースが予定されている。
Frak
Choosing Format
(Upcoming Digitalis)
Frakを始祖と定義付けることは、つまりノイズをベースとした今のプロデューサーたちの萌芽を彼らがある意味助けたということを意味するが、実際はそうではない。コモドール64用ゲームソフトから名前をもらったJan Svensson、Johan Sturesson、Björn Isgrenのスウェーデン人トリオは時代の先を行き過ぎており、完全に常軌を逸脱した真のアウトサイダーと言える存在なのだ。Frakはアシッドなロボットサウンド、アナログ感満載のテクノ、自作の機材、そしてResidents風の不条理を詰め込んだスタイルを今回登場する他のアーティストがまだ少年少女だった80年代後半(!)に生み出したが、彼らは若い世代に受け入れられてきている。特にSvenssonはFrakの他にも数々の奇妙なプロジェクトに関わっており、また30年に渡って運営してきたレーベル
Börft Records もアンダーグラウンドなカセットテープカルチャーの進化に大きく貢献しており、その型破りな存在が崇拝されている。
Frakのリリースしたカセットテープ、アルバム、シングルは数が多過ぎて正確な数が把握できておらず、その多産体制は病的にすら感じられる。古いリリースの中では12インチシングル「Old Traka-Traka Party」とアルバム『Hard Friends』が彼らのひねくれた方向性の代表作と言えるだろう。世代を飛び越えた人気を持つFrakは今春オクラホマ州タルサにある重要レーベル
Digitalis からアルバム『Muzika Electronic』をリリースする予定だ。
Diamond Catalog
この記事の最初の部分で、ここに登場する多くのアーティストはテクノカルチャーの外でも活動していることについて触れたが、彼らはテクノカルチャーに対して独自の視点を持っているということも認識しておく必要があるだろう。例えばFrakのJan Svenssonは、アシッドハウスやデトロイトテクノが台頭してきた時代にクラブシーンを彩ってきた過激なインダストリアルミュージックの大ファンだったが、これをDiamond Catalogに比較してみると、メンバーであるPat MaherrとLala Conchita(2人は過去にWe名義でノイズ作品を発表している)は直接テクノから影響を受けた訳ではなく、音楽の日常風景における環境音的な位置づけから肉体的に、そして文化的に影響を受けたとしている。Lalaは「クラブに行くよりも、深夜に外に出てベースの効いた4/4ビートの音楽が建物に圧迫されたり、街の音と組み合わさったりするのを聴くのが好きなの」とコメントしている。 このやや入眠的とも言えるイメージは、エコーが多用された深いリズムと独特の空気感を持つ乱雑なサイケデリック作品であるDiamond CatalogのデビューLP『Magnified Palette』を言い表している。
このアルバムの他には、最近
NNA Tapes から「Magnified Palette Remixes」が発表されている。このカセットテープはFake Sound Routineシリーズと同様に、ノイズ/ドローン界の実力者たちが名前を連ねている。また2人は
Expressway Yo-Yo Dieting 、
Untrance 、
Lyrels 、
Indignant Senility など、他のプロジェクトでも活動中だ。
Cuticle
Into the Ground
(Unreleased)
元々Brenden O’Keefe(Nimby)、
Daren Ho (Driphouse/Dariius) 、
Jeff Witscher (Rene Hell/Secret Abuse) の3人で結成されたCuticleは、Fake Sound Routineの参加アーティストたちと
100% Silk の仲間を繋げる橋渡し的な存在だ。100% Silkのアーティストたちの多くもアメリカのドローン、サイケ、DIYシーンをルーツに持っている。Cuticleのアナログ盤のデビュー作となった昨年発表の「Confectioner Beats」は100% Silkからのリリースで、コスミッシェ・ムジーク的なハウス/ディスコを雑かつ大胆な形で表現し、O’Keefeも「ぶっ壊れたパラメーターのダンスミュージック」と巧妙に称しているが、彼らのルーツであるヘビーなノイズをしっかりと捉えている。ちなみにHoとWitscherはこのリリース以降Cuticleから離脱し(両者はコラボレーション活動を数多くのプロジェクトでこなしている)、現在はO’Keefeのソロ名義となっている。
1月には100% Silkの親レーベル
Not Not Fun からConfectioner Beatsの続編アルバム『Mother Rhythm Earth Memory』が発売され、エレクトロからアイディアを拝借した様々な処理が施されたボーカルやひねくれたアイディアが詰め込まれている。この作品によってCuticleの立ち位置はレーベルメイトのLA Vampires、Xander Harris、Sex Workerに近くなったと言える。しかし、今回収録されているトラック群には100% SilkやNot Not Funの多くの作品が持つウェットなサイケデリック感覚には見出すことができない過激な破壊やエディットへの情熱が滲み出ており、結局のところO’Keefeが昔グラインドコアのファンだったということに全てが集約されている。
No Fun Acid
No Fun Acid 6
(Unreleased)
No Fun Acidのサウンドを完ぺきに要約しているのは、”No Fun Acid 2”の冒頭部分だ。12インチシングル「No Fun Acid 2」(Gavin Russomのリミックスも収録)に収録されているこのトラックは、モジュラーシンセが巨大な発電機の中心へ突進していくかのような激しい作品になっている。クラシックなアシッドサウンドがスピーディーに実体化していくが、そのサウンドは歪んでいて、ノイズが多く、乱雑な感じはあまりないにせよ、金属的なニュアンスとロボットサウンド的なアプローチが強まっており、Silver Applesのグルーヴをややスピードアップさせたようなイメージを与える。Frakと同様、No Fun AcidことCarlos Giffoniもアナログ機材を使ってきたというバックグラウンドを用いてアシッドの根本要素の再構築を行っているが、アシッド自体もアナログ機材を使った表現である。本人はこれについて「アシッドには何の知識も持たずに辿り着いたんだ。ノイズやアブストラクト、シンセサイザーミュージックを通過した後に、いきなりこの音楽をやり始めたのさ。ビートやアシッドなフレーズという基本的な部分以外は何をやってもOKだった」と説明している。
No Fun Acid は3年ほど活動しているが、数多くの作品をリリースしている。次の作品はMexican Summer、Joel Ford、Daniel Lopatinによって運営されている
Software からの12インチ”Evidence”で、間もなくリリースされる予定だ。Carlos本人はこの作品について、ボーカルやポップソングのスタイルの踏襲、そして
Laurel Halo のピアノとキーボードを盛り込んだ冒険的な作品だということを強調している。
VIKTORIA (VIKI)
800 Lies
(Load Records / SNSE)
Containerについて SchofieldとMartinoにインタビューを行った際、我々はLindsay Kartyが好きだという話で盛り上がった。彼女はVIKIとして活動をスタートさせており、パートナー
Gary Beauvais とのプロジェクトMammalや、
Wolf Eyes 、
Max Cloud 、
Steve Kenney 、
Hive Mind と同様、ミシガンの「サブ」アンダーグラウンドシーンの出身だ。彼女は00年代初頭にノイズ色の強いパンクや激しいビートをURのスタイルで融合させた作品をCD-Rやカセットで発表している。当時Kid 606/Tigerbeat6、DJ ScudのAmbush周辺、Pan Sonicなどのアーティストがテクノとノイズを積極的に融合させていたが、Karty、そしてミシガンの仲間のサウンドはそのどれとも異なっていた。彼女たちが壊れたアナログ機材を再配線することで生み出す残忍なシンコペーションや凶悪なダブの類は、IDMのラップトップ画面や最新鋭のソフトが生み出すサウンドよりも、Royal Truxのローファイサウンドの方が共通点を多く持っていた。
Kartyはその後数年制作活動から離れたが、VIKI名義をVIKTORIA名義へ変更して活動を再開させている。過去の音源を振り返るには、Beauviasのレーベル
Animal Disguise Recordings から発売されているコンピレーション『VIKI』が必須だが、同レーベルからはフルアルバム『Escape From Detroit』も予定されている。ソロ活動以外ではBeauvaisと
Midlife Vacation 名義で活動中だ。
Leslie Keffer
Finally, Caves! (Joy Dance)
(Unreleased)
Leslie Kefferはアメリカのノイズ界では休むことなく活動を続けているカリスマ性の強いアーティストだ。過去10年間に渡り、彼女はラジオやウォークマン、そしてギターからシンセサイザーに至るまで、楽器かどうかは問わずに様々な機材を破壊してきたが、彼女の親友で同じナッシュビル出身のMartinoに触発された彼女は、自分の持つアヴァンギャルドな方向性を恥ずかしがることなくダンスポップやクラブミュージックへの愛情と結びつけ始めている。「私はダンスが好きだし、私の友達の多くもそうなの。大体ノイズをずっと聴き続けたい人なんている?」とその理由についてシンプルに述べている。しかし、皮肉なことに彼女の作品はシンプルな形では表現されていない。初期のビート重視の作品こそミニマルな作風だが、最近の作品を聴けば、細部まで練り込まれた退廃的なダンスポップへの傾倒が彼女の持つオリジナリティ溢れる制作過程に持ち込まれていることが理解できる。
様々な作品を発表しているKefferだが、彼女の初期作品の中で新しいサウンドを完ぺきに表現している作品としては12インチ「Give it Up」が挙げられる。これはThurston Mooreの率いるレーベル
Ecstatic Peace! から2010年に発表された作品だが、ここでも彼女のメロディへの愛、滑らかなボーカル、そして多数のレイヤーから成り立つ分厚いエレクトロ・アコースティックサウンドが顕著に表れている。現在は同レーベルからの2枚目の12インチ「Finally, Caves!」の制作に入っており、
No Kings からはカセットテープのアルバムが発売される予定になっている。
Prostitutes
Clinking Necklace
(Unreleased)
ProstitutesことJames Donadioは今回ピックアップしたアーティストの中で美学的な部分では最も離れた場所に位置取るアーティストだろう。無名とも言えるProstitutesはオハイオ州クリーブランドを拠点にしているが、この都市は
Emeralds 、
Bee Mask 、
fluxmonkey 、
Sam Goldberg 、
Skin Graft といったモダンノイズアーティストを数多く輩出している。このように恵まれた環境にいるにも関わらず、Donadioの生み出す音数の少ない、ゆったりとしたリズムは、地元の酒場へ友人と飲みに行くよりもChain Reactionや初期Tresorのレコードを家で聴いて楽しんでいる方が好きだとでも言いそうな、孤独で隔離された存在を想起させる。また彼の作品は不穏な闇のような雰囲気によって支えられているが、これはThe Flat Can Co.やSperker\Crankerといった数々の重厚なノイズ系ロックバンドのベーシストとしてプレイしてきた経験によって生み出されたものだ。Donadioは「俺が音楽を作る時は、バンドだろうがソロだろうがとにかく荒削りで、ミニマルで、聴いている人に差し迫ってくるような作品にすることが重要だ。インスピレーションを得るために自分のレコードを聴く時も、それがSeptic Deathだろうが、Pan SonicやThe Dead Cだろうと、そういう部分に惹かれるんだ」と説明している。
Donadioはこれまで『Prostitutes』と『Prostitutes II』の2作品を自身のレーベル
stabUdown から発表している。混沌を継続的に生み出していくような作風を通じて、細かな音のミニマルテクノとネオクロームに輝くダンスロックを混ぜ合わせるという特殊な能力が披露されている。現在は3枚目となる『Hot LZ』(仮)の制作中だ。
Laser Poodle
もはや誰も驚かないだろうが、Laser PoodleについてはContainerとUnicorn Hard-Onから教えてもらった。2人ともこのアムステルダム出身のデュオの大ファンで、実際この3組のアーティストは昨年かなりの日数をツアーで一緒に過ごしたという。Johann KauthとJonathan Mikkelsenは共にドラマーで、様々なロックバンドやエレクトロニック系ライブで長年プレイしてきた経験を持っている。彼らのスタイルを表現するのには行数が必要だ。モノシンセ、ドラムマシーン、チープなキーボード、ループされたエフェクト、シーケンサー、そして彼らが「アコースティック・パーカッション」と呼ぶ機材などによって生み出される薄汚れたローテクな点描画法と言えよう。ちなみ彼らのグルーヴは完全な即興演奏によって生み出される。KauthとMikkelsenは作曲を行わず、トラックをレコーディングや長めに録音されたジャムセッションをエディットすることさえもしない。このため、彼らの音楽は粗野で乱暴なイメージを与えており、まるでカフェインを過剰摂取した2人のヒッピーパンクがManuel Göttschingの『E2-E4』に触発されて生み出したような音楽になっている。
Laser Poodleは現在までに『Coyote』、『40 Watts』、そして『Lupus』と3本のカセットテープを発表している。そのうち最初の2作は残念ながら既に売り切れてしまったが、3つ目の作品についてはデンマークに拠点を置くアヴァンギャルド音楽専門レーベル
D'Artagnan Records から発売されたばかりだ。2人は2012年中にフルアルバムのリリースを考えているようだが、同時にライブの可能性も探している。シールドと機材に覆い尽くされたテーブルの前に立っている2人組の中では非常に魅力的で面白い存在になるはずだ。
最後に、まだ物足りないという人のためにチェックしておいて損はない他のアーティストを以下に紹介しておこう :
Dariius ,
Mammal/Midlife Vacation ,
Lazy Magnet ,
Max Cloud ,
Innercity ,
Danse Asshole ,
Pete Swanson ,
Mat Brinkman/Meerk Puffy/Ton B/ZZ Pot ,
Extreme Animals ,
Magas ,
Pleasurehorse ,
Vatican Shadow/Christian Cosmos ,
Sinking Body ,
The Three Legged Race